2020 コトー・シャンプノワ・ルージュ
ピエール・ジョルべ
Côteaux Champenois Rouge
Pierre Gerbais
シャンパーニュとブルゴーニュの融合を図る 若手新世代生産者
ヴィンテージ | 2020 |
原産国 | フランス |
産地 | シャンパーニュ |
地域 | シャンパーニュ |
アペラシオン | コトー・シャンプノワ |
生産者 | ピエール・ジョルべ |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | ピノ・ノワール100% |
味わい | ミディアムボディ |
アルコール度数 | 12.0% |
輸入元 | 豊通食料 |
シャンパーニュ南部の産地コート・デ・バール地区の中心地で5つの谷が交わる交差点、セル・シュール・ウルス村に脈々と続く家族経営ドメーヌ。一般的にはピノ・ノワールが9割を占める地域の中、ジェルベでは伝統的に白葡萄の比率が高く、特記すべきはピノ・ブランを4ha植えており、最終のブレンドに大きな個性をもたらしている。
キンメリジ階に粘土石灰質の土壌に歴史古いドメーヌらしく斜面好立地に15haを有し平均樹齢は30年を越え、中には100年の樹も残る。所有畑は全てセル・シュール・ウルス村内にある。醸造は温度制御されたステンレスタンクにて品種、区画毎に分けて細かく行い、「この大地は未来の子供達からの借り物である」という想いから1996年からAMPELOSという認証、近年はHVE認証も取得し自然環境に優しく持続可能なワイン造りを実践している。
現在ドメーヌでは世代交代のまっ最中で4代目となるオーレリアン・ジェルベが中心となり父と共にドメーヌ運営を取り仕切り、若者らしく様々な改革を大胆に進めている。「シャンパーニュになる前の段階のワイン造りをしっかりと学びたかった」という理由からアヴィズの醸造学校ではなくブルゴーニュ・ボーヌの醸造学校で学んでおり、同時期に学んだ仲間にはグロ・フレール・エ・スール、アルヌー・ラショー、ジャン・グリヴォーという一流ドメーヌの跡継ぎがおり、互いに影響を受け合っており「ブルゴーニュ・スタイルのテロワールが現れた自然体なシャンパーニュを造りたい」と熱く語る。コート・デ・バールというブルゴーニュとシャンパーニュの中間地にて双方の良さが自然と融合したセンスの良さを感じさせる今後注目の若きヴィニュロン。