N.V. パスカル・マゼ ブリュット・ユニーク PC
Pascal Mazet Brut Unique Premier Cru
プヌマティックでプレス、キュヴェの果汁のみを使う。エナメル加工タンクとステンレスタンクで醸造。マロラクティック醗酵をする。シャルドネはオーク樽で澱とともに熟成。
ヴィンテージ | N.V. |
原産国 | フランス |
産地 | シャンパーニュ |
地域 | シャンパーニュ |
アペラシオン | シャンパーニュ |
生産者 | パスカル・マゼ |
色 | 白 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | ピノ・ムニエ42%、ピノ・ノワール28%、シャルドネ30% |
味わい | 辛口 |
アルコール度数 | 12.0% |
輸入元 | ラシーヌ |
アンボネ地区のグランクリュと、シニ=レ・ローズ地区のプルミエ・クリュなど、計わずか2haのみの自社畑で徹底したビオロジック栽培を敢行する生産者。2013年にビオ認証を得たが、実質的なビオロジック栽培の実施は、そのはるか以前に遡る。栽培農家から自社瓶詰めへの転向は1976年。ピノ・ノワール(樹齢40年以上)、シャルドネ(樹齢50年以上)は、ともに樽発酵、樽熟成。更に、大量のリザーヴワインを、地下セラーの大樽(50hl)に保存しており、複数のヴィンテッジのブレンドによる奥行きと高貴な余韻の妙にも、天賦のアッサンブラージュ・センスが感じられる。二次発酵にはフルーリーが選別したシャンパーニュ酵母「クォーツ」を使用。右顧左眄せずに独自の深みをそなえるシャンパーニュは、現在に生きる伝統ともいうべきもの。価格高騰中のアンボネ産ブドウによるシャンパーニュとしては、例外的に慎ましい価格を維持。グランクリュの畑で真摯にビオロジック栽培を行う数少ない生産者としても、貴重な存在である。