2022 スパークリング・グレープジュース
ポールジロー


Jus de Raisin Gazeifie
Paul Giraud

 

コニャック・ポールジローを作るのに使用するユニブラン種を、そのまま搾って仕上げる無添加のスパークリング・グレープジュースです。ポールジロー・コニャックの原点であり、コニャックのルーツを味わうことが出来るこのジュースは、年に一度ブドウの収穫時期にのみ限定販売されます。
 

 
ジロー家は、コニャック地方にあるブートビルという小さな村で、400年以上の歴史を誇る由緒ある農家です。1800年代からブドウ農家になり、コニャックを作り始めました。当初は誰でも知っている大手ブランドに原酒を販売しているだけでしたが、現当主の代に、満を持して自社ブランドを立ち上げます。それがコニャック・ポールジローでした。
 
コニャックにするのかジュースにするのか、その差によって、ブドウの作り方に差異はありません。ジロー氏はどの畑のブドウも、まるで我が子のように慈しみ、丁寧に育てています。毎日必ず自分の目でブドウの生育を確かめ、よりよい環境を与え、最終的には粒のそろった完璧なブドウに仕上げています。 収穫においても、機械によって、枝や葉や、生育不良の実まで一切合切をまとめて収穫してしまうのではなく、人の手でよい実だけを選り分け、生産に回しています。
 
そのように作られたこのジュースは、農作物であることを体現し、毎年の出来によって色合いや味わいが異なります。それはまるでワインのように、「その年の味わい」を感じることができる、稀有なジュースなのです。