2024 ピノ・ムニエ
ノマズ・ガーデン
Pinot Meunier
Nomads Garden
冷涼な気候で育てられたピノ・ムニエから、実に妖しく、しかし可愛らしい独自の個性を持ったワインに仕上がっています。タンニンの優しさや赤果実でも妖しい魅力を備えたキャラクターはこのワインならではの魅力と言えるかと思います。
| ヴィンテージ | 2024 |
| 原産国 | オーストラリア |
| 産地 | ヴィクトリア |
| 地域 | キング・ヴァレー |
| アペラシオン | キング・ヴァレー |
| 生産者 | ノマズ・ガーデン |
| 色 | 赤 |
| 容量 | 750ml |
| ぶどう品種 | ピノ・ムニエ100% |
| 味わい | ミディアム・ボディ |
| アルコール度数 | 12.5% |
| 輸入元 | kpオーチャード |
1989年生まれの若き醸造家 Ben Schulz-Dahlenburg / ベン・シュルツ・ダーレンバーグ。幼少期から醸造家だった両親の傍でブドウ畑に親しみながら育ち、現在は自身のレーベルでワインをリリースしながらビーチワースで名声高いワイナリーEldorado Road / エルドラド・ロードの2代目としても活躍している男です。「醸造家夫婦の息子だったから、いつも週末はブドウ畑で手伝いをさせられていたんだ。当時は正直に言うとそれが嫌で、早く都会に行きたいとばかり考えていたよ」と語るように、当初は醸造家になるつもりはなかったというベン。大学では環境科学を専攻しその道で職を探していましたが、2009年に両親がビーチワースにエルドラド・ロードを立ち上げるとそこへ当初から参画。さらに 2012年にはナパのワイナリーで収穫を経験し現地の醸造家と交流したことで、 自分の中にあるワイン造りへの情熱を再認識することになったと言います。さらにそのまま南アフリカでもヴィンテージを経験し、翌 年オーストラリアへと戻った彼は改めてチャールズ・スタート大学へ入り栽培・醸造を学びつつ、複数のワイナリーで経験を積みなが ら修士号を取得。2017年には本格的にエルドラド・ロードに合流し、さらに自身のプロジェクトとしてマイクロ・ネゴシアンの形態でノマズ・ガーデンを設立するに至ります。
ベンが2代目として携わるエルドラド・ロードでは設立当初から全て畑に由来する野生酵母によって自然に醗酵させ、余計な添加や介入をしないような造りを実践してきていたこともあり、彼が他のワイナリーで働くことで経験することになった工業的なワイン造り には強烈な違和感を覚えたと言います。「コンヴェンショナルな造りでは非常に安定した品質のワインが造れるけれど、同時にブドウが本来持っていた個性も取り去られてしまっていた。それに複数の産地をブレンドすることも多くて、それは畑の偉大なテロワールを台無しにしてしまうことだとも思った。だから僕は自分のワインは全て野生酵母によって自然醗酵させ、単一畑のブドウのみで仕込むことにしたんだ」と語る通り、ノマズ・ガーデンのワインはヴィクトリア州北東部のワイン産地(King Valley, Alpine Valleys, Beechworth など)の単一畑のブドウから、最低限の人的介入アプローチによって造られます。さらにサヴァニャンやピノ・ブラン、ピ ノ・ムニエといった従来これらの産地ではあまり注目を集めてこなかったブドウ品種にもスポットを当てることで、このエリアで最も注目すべき新世代となっているのです。