2021 プレステージクラス オランジェ
ルミエール


Prestige Class Orange
Lumiere Winery

山梨県産の甲州を房のままタンクに投入し、MC(マセラシオンカルボニック法)で醸造した後、樽熟成させた香味豊かなワインです。熟した杏やびわ、梅のような丸みのある果実香に、ハーブのような清涼感を持った風味のある柔らかな味わい。果皮から抽出されるオレンジがかった色合い、ほのかな渋みに厚みのある味わいです。他の甲州ワインとはタイプの異なる特徴的なワインです。
 
<テクニカル補足> 仕込は野生酵母での発酵、MCにより果皮色素とバナナや梅のような香りが加わる。

ヴィンテージ 2021
原産国 日本
産地 山梨県
地域 甲府市
生産者 ルミエール
オレンジ
容量 750ml
ぶどう品種 甲州
味わい 辛口
アルコール度数 11.0%
1885年、日本が進取の精神に満ち溢れていた文明開化の黎明期、いち早く西洋文化の華である"葡萄酒"に注目し、誕生したのが"ルミエール"。「本物のワインを造るには本物のブドウを育てること」という創業当時より受け継がれてきた理念を忠実に守り、自社農園の開拓、醸造技術の向上を図るなど、ルミエール=光という名のごとく、ワイン文化に輝きを与える格式と風格あるワイン造りを続け、大正時代には宮内庁御用達となった由緒正しいワイナリーです。
 


ルミエールのブドウ畑は、山梨県の日川や京戸川などから運び込まれた土砂が形成した扇状地の上にあり、表土の下は花崗岩の砂礫が堆積しているブドウの栽培に適した土壌となっています。水はけが非常に良いのでブドウの樹の根が地下深く張るのに適しています。 更に、地下15メートルに流れる伏流水も最適なブドウ造りへの役割を果たしています。2004年からビオティナミを開始。自社畑では、あえて畑を耕さず多数の雑草が自生する 不耕起栽培を採用するなど自然に近い状態でブドウを育てています。