2019 シャサーニュ・モンラッシェ PC モルジョ
ルシアン・ル・モワンヌ
Chassagne-Montrachet 1er Cru Morgeot
Lucien Le Moine
一級畑モルジョは、シャサーニュ・モンラッシェ村南部に位置し、シャサーニュ村では最大級の区画です。鮮烈なミネラル感と豊満な果実味が際立ち、深いコクがある力強いスタイルです。
外観は深みのあるイエロー。グラスに注ぐと、グレープフルーツや白桃などの果実の瑞々しいアロマと、白い花や白コショウのニュアンスを帯びた香りが立ち上ります。アタックには、砕いた石を思わせる鮮烈なミネラル感。豊満な果実味は徐々に広がり、凛とした酸味と共に流れて行きます。ナッツのような芳醇な風味を伴った余韻が長く続く1本です。
ヴィンテージ | 2019 |
原産国 | フランス |
産地 | ブルゴーニュ |
地域 | コート・ド ・ボーヌ |
アペラシオン | ブ射サーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ |
生産者 | ルシアン・ル・モワンヌ |
色 | 白 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | シャルドネ |
味わい | 辛口 |
アルコール度数 | 13.5% |
輸入元 | ワイン・トゥ・スタイル |
ムニール・サウマ氏(Mounir Saouma)は、モンペリエのENSAM校にてぶどう栽培と醸造学を学びました。その後、約6年間にわたり、フランス各地、 およびカリフォルニアで、栽培と醸造の仕事に従事しました。古くから伝わる伝統的な栽培、醸造、熟成に大いに興味を持ち、刺激を受けました。
ロテム(Rotem)夫人は、チーズの生産をしている家の出身です。ハイファ (Haifa) の技術学校とディジョンのENESAD校で農業(栽培)について、特にワイン造りについて多くを学びました。そして、卒業時にコート・ドールのワインについての論文を書き上げ、その論文は、フランス農業アカデミーよりナショナル・プライズを受賞しました。その後、ブルゴーニュとカリフォルニアでワイン造りの経験を数年積みました。
サウマ氏は、これらの経験を基に構築した自身の考えを実現するために、ロテム夫人と小さなセラーを造り、1999年にルシアン・ル・モワンヌを設立しました。
ブルゴーニュに住み、ワイン造りの勉強と経験を何年も重ねるうちに、多くの優良なぶどう栽培家とワイン生産者に出会いました。それらの生産者たちとの良好な交友関係によって、品質が極めて高い区画にある畑のワインのみを厳選して、それぞれを少量ずつ購入することが出来るようになりました。
ルシアン・ル・モワンヌは、コート・ドールにある極上品質の1級畑と特級畑のワインを生産しています。各村で、最も優れた区画にある畑のワインを収穫年の作柄状況に応じて、最高のワインに仕上げます。
生産量は、ムニール・サウマ氏とロテム夫人の手による、ハンド・メイドでできる量は限られています。