2016 キスヴィン 甲州レゼルヴ
キスヴィン・ワイナリー


Kisvin Koshu Reserve
Kisvin Winery

しっかりと熟度が上がるのを待って秋の終盤に収穫された甲州の良質な果汁を使用し、樽のニュアンスを穏やかに果実本来の風味を生かし、いま飲んで美味しく、寝かせるとさらに美味しい甲州を目指し長期熟成型に仕上げました。
 
樽熟成は3か月間。

ヴィンテージ 2016
原産国 日本
産地 山梨県
地域 塩山
アペラシオン  
生産者 キスヴィン・ワイナリー
容量 750ml
ぶどう品種 甲州
味わい 辛口

キスヴィン・ワイナリーは山梨県甲州市塩山にあるワイナリーです。 

ブドウ農家の三代目である、荻原康弘氏は 2002年頃からワイン用ブドウ栽培を始め、他のワイナリーにブドウを提供していました。 ブドウの栽培には光合成、植物ホルモン、樹体流、根域/葉面積バランスの保持等、 ブドウの生育に関する植物生理学の概念を取り入れました。 また科学的な見地に立ち、土壌分析装置での細かな分析をもとに土壌、施肥管理を行い、 草生栽培(土の耕起を行わない)による圃場管理を実施しています。 

そして2013年に自社醸造施設、キスヴィン・ワイナリーを建設し、ワイン醸造を開始しました。 

醸造責任者は斎藤まゆ女史。 
大学在学中にワイン造りを志した彼女は大学を中退し渡米しました。 カリフォルニア州立大学でワイン醸造学科卒業後、成績優秀により同校ワイナリーの醸造アシスタントに抜擢。 現地学生の指導にあたりました。 その後はドメーヌ・ジャン・コレ、ドメーヌ・ティエリ・リシュー(いずれも仏ブルゴーニュ)などで研鑽を積み、 現在キスヴィン・ワイナリーのワイン造りを指揮しています。 

醸造施設内では、ブドウの品質をワインに反映させるべく徹底した機材のサニテーションを実施しています。 ブドウの状態、ワインの発酵と熟成を見極め、 最高の状態とタイミングでボトルに詰めることを品質管理の信条としています。 古きに倣い、各国で培った経験を生かし、 かつ日々発展する技術や醸造法についての勉強を欠かさず、研鑽を積み続けています。