Joseph Phelps Vineyards

ジョセフ・フェルプス・ヴィンヤーズ

アメリカ:カリフォルニア
 
1973年、建設業で成功していたジョセフ・フェルペスによって設立。フラッグシップのインシグニアは74年からいまに至るまで高評価を獲得し続け、ナパを代表するワイナリーとなっています。
 

 
カリフォルニア初のボルドーブレンドとして1978年にリリースされて以来、圧倒的な存在感を放ち続ける「インシグニア」。ワイン・アドヴォケイト誌において、1990年から現在までの実に30ヴィンテージが連続で90点以上を獲得。また、2005年度のワイン・スペクテーター年間TOP100にて第1位を獲得するなど、その並外れた品質の高さは世界中で称賛されています。
Rouge
2016 インシグニア
¥38,000
 
 

Joe Phelps

 
カリフォルニアで最も成功し、現在も最高峰の地位に君臨するワイナリー、ジョセフ・フェルプス。1973年、元々建築技師だったジョセフ・フェルプス氏は、ナパ・ヴァレー最北部セント・ヘレナのスプリング・ヴァレーに240haの牧場を購入。ワインメーカーのウォルター・シュグ氏と共に、64haのブドウ畑を開拓しワイン造りを開始しました。
 
「テロワールこそジョセフ・フェルプスのワインの全てである」とジョセフ氏が語っていたように、ジョセフ・フェルプスではワイン造りにおいてテロワールを最重要視しています。設立当時、カリフォルニアの多くのワイナリーでは、ブドウの成育に重要なのは天候であると考えられていましたが、農業に携わる家系で生まれ育ったジョセフ氏は、雨量や日照量だけでなく土壌や水はけ、風通しを左右する地形による包括的な条件、つまりテロワールが大切だという考えを抱いていました。
 
1999年からは個々のテロワールの要素をよりブドウに反映するため、徐々にビオディナミを導入。2006年以降、承認こそ得ていないものの、羊を畑に放つことにより土壌の活性化に取り組む他、天体の動きに合わせ農作業を行うなど厳格なビオディナミの工程を取り入れブドウ栽培を行っています。