Joseph Colin
ジョセフ・コラン
マルク・コラン氏の次男、ジョゼフ氏が2017年に独立し、同じくサン・トーバンでスタートさせたドメーヌです。母ミシェル氏の実家はサン・トーバンの造り手、父マルク氏の実家はシャサーニュ・モンラッシェの造り手というワイナリー一家で、19歳であった1993年から仕事を開始。長男ピエール・イヴ氏は1996年からドメーヌに参加し、三男のダミアン氏は1999年、そして長女カロリーヌ氏は2005年から参加と、兄妹揃ってワイン造りをすることとなりました。
ドメーヌ・ジョゼフ・コランでは主に実家から受け継いだ約6.5haの畑にて、19のアペラシオンのワインを手掛けています。 ビオディナミを意識し、畑には除草剤や化学肥料は不使用。収穫は完全に手摘みで、それぞれの畑のブドウが理想的な果熟とバランスになるタイミングまで、3週間かかることもあります。造られるワインは、はっきりとした果実味の中に酸味とミネラル感のコントラストが感じられるのが特徴。25年以上にも渡る経験と知識が反映されている秀逸な出来栄えのワインです。
赤ワインは75%除梗。圧搾はなし。発酵は土着酵母によって行われるため、キュヴェゾンの間(約20日)、手をかけるのは最小限。ワインは重力を利用して樽に移す。新樽率は15~20%。 樽熟成は12か月間。月齢カレンダーのフルーツの日と満月の日に重力を利用して澱引きを行う。ワインは2か月休ませ瓶詰め。濾過はしない。
白ワインは、収穫後全てプレスにかける。デブルバージュ、低温浸漬などせず、土着酵母の発酵が始まったらすぐに樽に移す。樽熟成は12か月間。バトナージュはしない。ウイヤージュと樽の清浄を2週間に1回行う。 12か月後、新月とフルーツの日、花の日を選びワインを澱引きする。澱引きのあと清澄し、2か月タンクで休ませてから瓶詰め。濾過はしない。
ジョゼフのワインははっきりとした果実味の中に酸とミネラルのコントラストが感じられるのが特徴。25年以上にも渡る経験と知識が反映されている。