2016 ルビコン
イングルヌック
Rubycon
Inglenook
ファーストヴィンテージは1978年。毎年所有畑の中で最良のロットから造られます。(2016年は8つの畑のブレンド)醸造責任者はシャトー マルゴーの支配人でもあるフィリップ バスコールが務めます。
複雑さ、バランス、エレガンスという偉大なワインに必要な条件を兼ね備えたワイン。熟したチェリーやカシスに加えて広がるバニラやリコリスの香り。いきいきとした果実味と滑らかな口当たりに長い余韻が続きます。
ヴィンテージ情報
4年間続いた旱魃の後、ようやく平年並の降水量を得た冬。おかげで、翌年の成長に向け樹々は十分な水分を蓄えることが出来ました。晩春の気温も平均的、雨量も限られていたおかげで芽吹きの時期にも霜のリスクは少なく、十分な収量を期待させました。6月の終わりには熱波が訪れ、ちょうどよいタイミングでブドウの葉の成長は緩やかに。理想的な天候の下、9月6日から27日にかけて収穫が行われました。
ヴィンテージ | 2016 |
原産国 | アメリカ |
産地 | カリフォルニア |
地域 | ナパ |
アペラシオン | ナパ・ヴァレー |
生産者 | イングルヌック |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | カベルネ・ソーヴィニョン93%、カベルネ・フラン7% |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 14.0% |
ワインアドヴォケイト | 95 |
ジェームスサックリング | 97 |
輸入元 | ファインズ |
Francis Ford Coppola
Philippe Bascaules
2011 年 4 月、フランシス・フォード・コッポラはナパの象徴的なワイナリーである「イングルヌック」の商標権をザ・ワイン・グループより取得しました。これ以降、ナパ・ヴァレーの著名なワイナリーであるルビコン・エステートは、歴史ある名称「イングルヌック」として生まれ変わります。
この同じ年から、フランスのボルドー一級シャトーの一つ、シャトー・マルゴーのディレクター、故ポール・ポンタリエの下で 20 年間以上キャリアを積んだ醸造家フィリップ・バスコールがイングルヌックの醸造を担当しています。バスコールは農業学の学位を持ち、モンペリエの大学院で醸造学を専攻しました。そして、2017 年 3 月からは、フィリップ・バスコールがシャトー・マルゴーのマネジング・ディレクターとイングルヌックのディレクター・オブ・ワインメーキングを兼任します。
イングルヌックのフラッグシップ・プロプライアタリー・ワインである「ルビコン」の名称は引き続き継続し、オールド・ワールド・スタイルでワイン造りをしてきたバスコールが、この偉大なニュー・ワールド・ワイン「ルビコン」に献身する醸造チームを引率します。バスコールは、ポムロールの著名な醸造コンサルタント、ステファン・デュルノンクールとコンタクトを取りながらワイン造りを進めて行きます。