2015 ルビコン
イングルヌック
Rubycon
Inglenook
ファーストヴィンテージは1978年。毎年所有畑の中で最良のロットから造られます。(2015年は5つの畑のブレンド)醸造責任者はシャトー マルゴーの支配人でもあるフィリップ バスコールが務めます。
繊細さとエレガンスを併せ持つワイン。ブラックチェリーやブラックベリーに加え、バニラやスパイスの香りが印象的。アタックは丸く甘やかですが継ぎ目のない滑らかな口当たり、余韻には再び果実の香りが広がります。
ヴィンテージ情報
比較的暖かかった冬から始まった2015年ヴィンテージの成長サイクルは、芽吹きから収穫まで一貫して例年より2-3週間も早く進みました。開花時期である5月の変わりやすい天候と3年続いた旱魃のため、収量は比較的少量に。最初に熟すメルロは8月22日、カベルネはその9日後に収穫が始まり、全ての収穫は9月24日に終了。イングルヌックのワインらしいエレガンスをそなえながらも、丸く、親しみやすい味わいを感じるブドウが収穫出来ました。
ヴィンテージ | 2015 |
原産国 | アメリカ |
産地 | カリフォルニア |
地域 | ナパ |
アペラシオン | ナパ・ヴァレー |
生産者 | イングルヌック |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | カベルネ・ソーヴィニョン97%、メルロー3% |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 14.5% |
ワインアドヴォケイト | 94 |
ジェームスサックリング | 95 |
輸入元 | ファインズ |
Francis Ford Coppola
Philippe Bascaules
2011 年 4 月、フランシス・フォード・コッポラはナパの象徴的なワイナリーである「イングルヌック」の商標権をザ・ワイン・グループより取得しました。これ以降、ナパ・ヴァレーの著名なワイナリーであるルビコン・エステートは、歴史ある名称「イングルヌック」として生まれ変わります。
この同じ年から、フランスのボルドー一級シャトーの一つ、シャトー・マルゴーのディレクター、故ポール・ポンタリエの下で 20 年間以上キャリアを積んだ醸造家フィリップ・バスコールがイングルヌックの醸造を担当しています。バスコールは農業学の学位を持ち、モンペリエの大学院で醸造学を専攻しました。そして、2017 年 3 月からは、フィリップ・バスコールがシャトー・マルゴーのマネジング・ディレクターとイングルヌックのディレクター・オブ・ワインメーキングを兼任します。
イングルヌックのフラッグシップ・プロプライアタリー・ワインである「ルビコン」の名称は引き続き継続し、オールド・ワールド・スタイルでワイン造りをしてきたバスコールが、この偉大なニュー・ワールド・ワイン「ルビコン」に献身する醸造チームを引率します。バスコールは、ポムロールの著名な醸造コンサルタント、ステファン・デュルノンクールとコンタクトを取りながらワイン造りを進めて行きます。