2021 クール・シュヴェルニー・ブラン
エルヴェ・ヴィルマード
Cour Cheverny Blanc
Hervé Villemade
植樹土壌:シレックス混じりの砂質。バリックとドゥミ・ニュイでアルコール発酵とマロラクティック発酵。樽熟成。
Les Acacias とLes Châtaigniersのアッサンブラージュしたワイン。VT21は収量が少なかったため、2キュヴェをアッサンブラージュした。
ヴィンテージ | 2022 |
原産国 | フランス |
産地 | ロワール |
地域 | トゥーレーヌ |
アペラシオン | クール・シュヴェルニー |
生産者 | エルヴェ・ヴィルマール |
色 | 白 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | モロランタン100% |
味わい | 辛口 |
アルコール度数 | 11.5% |
輸入元 | ラシーヌ |
手頃な価格帯のワインの域を大きく超える、清澄な果実味と生命感あるワインで、フランスで熱心なファンを持つエルヴェ・ヴィルマード(旧ドメーヌ・ドゥ・ムーラン。2015年に社名変更)。シュヴェルニーにあるドメーヌの歴史は、エルヴェの祖父が創業した1939年に遡る。エルヴェはティエリ-・ピュズラとの親交からヴァン・ナチュールに傾倒し、1999年ビオロジック開始、2002年にエコセールの認証を取得した。現在自社畑22ha,契約畑13ha。セラーでも、伝統的器材に潤沢に投資し、発酵は台形木製タンク(高価)も多数使用。熟成にも15hlの木樽や、台形木製タンクを多く用いる。2014年以降は、ジョージア産アンフォラでの発酵・熟成も試みなど、意欲的。亜硫酸塩の添加は醸造時ゼロ、瓶詰め時のみ10mg/Lにとどめる。ジューシーで格調高い酸が心地よいシュヴェルニー・ルージュは、ピノ・ノワール主体。ロワールの稀少土着品種ムニュ・ピノにも注力し、その持ち味であるくっきりとした鉱物感も見事に表現する。