2016 ロッソ・ディ・モンタルチーノ
フリーニ
Rosso di Montalcino
Fuligni
スミレや野いちごなどの赤いベリー系果実のチャーミングな香り。美しい酸があり、口当たりも滑らか。果実の余韻も十分に楽しめるワイン。
定温(27-30度)で発酵、3.5ヘクトリットルの新樽20%と、アリエの樽で6〜9ヶ月熟成。その後、瓶熟3ヶ月後リリース。
ヴィンテージ | 2016 |
原産国 | イタリア |
産地 | トスカーナ |
地域 | モンタルチーノ |
アペラシオン | ロッソ・ディ・モンタルチーノ |
生産者 | フリーニ |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | サンジョベーゼ100% |
味わい | フルボディ ふくよか |
アルコール度数 | 14.0% |
ワインアドヴォケイト | 90 |
ジェームスサックリング | 91 |
輸入元 | ファインズ |
フリーニ家はヴェネチアの旧家で、ハプスブルグ家に仕え、トスカーナ州マレンマ地方に広大な領地を与えられました。スカンサーノでワイン造りの経験を積んだジョヴァンニ・マリア・フリーニが、1905年にモンタルチーノに移り住み、ワイナリーを設立。現在、マリア・フローラ・フリーニとワインメーカーのロベルト・グエッリーニが経営しています。70年代初頭からブルネッロ・ディ・モンタルチーノと、ロッソ・ディ・モンタルチーノの醸造を開始しました。ブルネッロの街に近い歴史的な生産地域でブドウ栽培を行い、テロワールを重視するワイン造りを行っています。2017年には Wine & Spirits 誌でTOP100ワイナリーに選ばれ、世界的にも評価されているワイナリーです。
モンタルチーノから3~4km、ブルネッロの伝統的な生産地区(東南)に位置するフリーニのワイナリーは100haの土地を所有し、10haでブドウを栽培しています。標高380~450mに広がる畑は泥灰質の土壌が主体。30年以上の樹齢のサンジョヴェーゼも存在する畑はヘクタール辺り3,333~5,000本の植密度で、収穫前に厳選され低収量の完熟したブドウを得ます。醸造は16世紀に造られた歴史あるセラーでモンタルチーノの伝統的なスラヴォニア産オークの大樽を使い行われます。