2015 バルベーラ・ダルバ プレ・フィロキセラ
エルヴィオ・コーニョ
Barbera D’alba Pre Phylloxera
Elvio Cogno
ピエモンテを代表する土着品種、バルベラで造られた赤ワイン。フィロキセラに犯される前の、樹齢100年以上のブドウの樹から造られる、年産2,000本という大変貴重なワイン。スロヴェニアオークの大樽で12ヵ月間。瓶内熟成6ヵ月間経てリリースされます。
若いうちでも心地よい洗練された複雑味が表れていますが、数年瓶内熟成させても、その独特な味わいを楽しめる1本です。どの料理にも合わせやすく、特に濃厚なソースの前菜、赤身肉やジビエ料理によく合います。香りが良く熟成した濃厚なチーズとも好相性です。
ヴィンテージ | 2015 |
原産国 | イタリア |
産地 | ピエモンテ |
地域 | バルベーラ・ダルバ |
アペラシオン | バルベーラ・ダルバ |
生産者 | エルヴィオ・コーニョ |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | バルベーラ100% |
味わい | ミディアムボディ |
アルコール度数 | 14.5% |
輸入元 | エノテカ |
ラヴェーラのポテンシャルを世界に知らしめた、イタリアのシンデレラワイン
ピエモンテ州きっての銘醸地を擁するランゲの地にある、家族経営ワイナリー。1950年代末、伝統的なバローロのワイナリーであるマルカリーニで醸造を担当してきたエルヴィオ・コーニョ氏は、マルカリーニに統合されていた畑を1990年に自身の名前でブドウ畑を購入、エルヴィオ・コーニョとしてのワイン造りを開始。現在ワイン造りを手掛けているのは、エルヴィオ・コーニョ氏の娘ナディア女史と娘婿ヴァルテール・フィッソーレ氏。先代から受け継がれる、頑固な職人気質とテロワールへの深い愛情、確固たる誇りを持ちワイン造りを行い、高品質でバランスが良く、上品かつ贅沢なワインを造っています。
ワイン造りの根底にあるのは、堅固な職人気質とテロワールへの深い愛情。ランゲという土地の個性と、代々続くワイン造りの技術に誇りを持ちながら、高品質で伝統に忠実なワインを造り上げています。また現在でも国際品種を一切使わず、ネッビオーロを中心としたピエモンテ州ランゲに古くからある土着品種のみを使用。ブドウ栽培を最重要視し、栽培の促進や抑制は行わず、農薬や化学肥料はほとんど使用せずに、伝統的かつあくまで自然に任せたブドウ栽培を行っています。
また醸造過程において、発酵にも土着の酵母を使用。バリックの使用を抑え、主に伝統的な大樽を用いてゆっくりと時間をかけて熟成させることで、樽の風味が強すぎない、果実本来の繊細でピュアな味わいを造り出しています。