2021 マルサネ・ルージュ レ・グラス・テット
ドメーヌ・シルヴァン・パタイユ


Marsannay Rouge Les Grasses Tetes
Domaine Sylvain Pataille

頂上のほうはウミユリやウーライトを含んだ石の多い石灰質土壌で、降りていくと粘土質を含んだ土壌。
部分的に除梗し、タンク醗酵。大樽(新樽15%)でマロラクティック醗酵を経て18ヵ月間の熟成。
 

ヴィンテージ 2021
原産国 フランス
産地 ブルゴーニュ
地域 コート・ド・ニュイ
アペラシオン マルサネ
生産者 ドメーヌ・シルヴァン・パタイユ
容量 750ml
ぶどう品種 ピノ・ノワール
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 13.0%
輸入元 ラシーヌ

コート・ドールの北端、ディジョンの南から数 km に位置するマルサネにて、2011年に設立されたワイナリー。幼い頃からトラクターに乗ったり、セラーの中でバリックを転がして運ぶことを夢に描き続けてきたシルヴァン・パタイユ氏は、ボーヌの専門学校で醸造を専攻した後、ボルドーの学校で醸造を学びます。卒業してからの4年間を醸造コンサルタントとして、複数のブルゴーニュのドメーヌで従事。1999年には古樹の植わった畑1haを購入し独立しました。2001年に正式にドメーヌを設立し、現在15haを所有しています。
 

 
環境への配慮のみならず土壌に健康的な栄養バランスをもたらすと信じ、シルヴァン氏は手作業で耕作を行っています。2007年より有機栽培を実践し、2008年からは試験的にビオディナミ栽培に取り組んでいます。 ブドウは全房で発酵され、煎じるように果皮を果汁にじっくり4~5週間漬け込みます。シルヴァン氏は各キュヴェをそれぞれ分けて取扱い、注意深くコンディションを考察。テロワールを表現するため、熱心に醸造を勉強し、多様なドメーヌのメソッドや醸造哲学を調べ、試作を柔軟に行うなど、努力を怠りません。