2015 フィサン
ドメーヌ・ピエール・ジュラン


Fixin
Domaine Pierre Gelin

しっかりとした骨格、豊かな土の香り、凝縮感と力強さを感じさせるフィサン。フィサン随一と言われるピエール・ジュランは、スケールが大きく野性味に溢れる力強さの中にもチャーミングな果実感を感じられるスタイル。樹齢35年 年産12,000本

 
ヴィンテージ 2015
原産国 フランス
産地 ブルゴーニュ
地域 コート・ド・ニュイ
アペラシオン フィサン
生産者 ドメーヌ・ピエール・ジュラン
容量 750ml
ぶどう品種 ピノ・ノワール
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 13.5%
輸入元 豊通食料

ジュラン家は、1830年頃からこの村でワインを造ってきました。正式にドメーヌとして設立されるのは、1830年の初代から数えて3代目のピエール・ジュラン氏の時。1925年、ピエール氏は少しずつ畑の買い足しを進めましたが、フィサンでもっとも評価の高いプルミエ・クリュの一つクロ・ナポレオン(モノポール)を入手。現在、クロ・ナポレオンを初めとしてフィサン村とジュヴレ・シャンベルタン村の約13haあまりの所有畑から年6万本の卓越したワインを産み出しています。
基本的に先代の造りを踏襲していますが、最近は発酵温度を低めにし、新樽の使用率を抑えています。雨のリスクを恐れず、収穫は同村の近隣よりも遅くしています。アルコール分がしばしば13度を超える逞しいストラクチャーに仕上げて、フィサンのアペラシオンらしさを追求し続けています。
リュット・レゾネで栽培され、パス・トゥ・グランとアリゴテは60hl/ha、他は35〜40hl/haという低収量を守っています。22〜25度で15〜17日かけて開放木製桶で発酵。発酵前には、12〜14℃で低温浸漬が行われています。空圧式プレス機で圧搾後デブルバージュには24〜48時間かけられます。新樽比率は低く10〜25%ほど。18ヶ月間樽熟成され、清澄はされず、珪藻土とカートリッジを使い軽く濾過されています。