2021 ブルゴーニュ・ルージュ レ・コンブ
ドメーヌ・レザストレル
Bourgogne Rouge Les Combes
Domaine Les Astrelles
フラジェ・エシェゾー村の平地に位置する区画で村名ヴォーヌ・ロマネとなるレ・シャランダンの国道向い。粘土質を含んだ赤色泥土に石灰岩が混じる土壌。0.32ha、平均樹齢35年、生産量1250本。「ギ・ド・アシェット 2024」一つ星。
ヴィンテージ | 2021 |
原産国 | フランス |
産地 | ブルゴーニュ |
地域 | ブルゴーニュ |
アペラシオン | ブルゴーニュ |
生産者 | ドメーヌ・レザストレス |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | ピノ・ノワール |
味わい | ミディアムボディ |
アルコール度数 | 13.0% |
輸入元 | 豊通食料 |
ジュヴレ・シャンベルタン村の老舗生産者、ドメーヌ・ピエール・ネジョンを2019年に買収したのは医療業界出身のジャン・マリーとイサベル・シャピエ夫妻。ワインに並外れた情熱を持つ夫妻はネジョンの知名度と販路を一切断ち切り、顧客を全て失う覚悟を持って全く新しいワイナリーとしてゼロから創造する事を決意する。ドメーヌ名はアストル(=天体astre)とパーセル(=区画parcelles)を組み合わせた造語で畑の区画と葡萄をモチーフとしたロゴが細分化された畑の共同体であることを象徴。ジュヴレ・シャンベルタン村周辺とオート・コート・ド・ニュイを中心に14haの自社畑をビオロジックで管理し(AB認証)、合わせて買い葡萄によるネゴスも手掛ける。今回入荷の初ヴィンテージ2021年は1アイテム除いて全てドメーヌ物。醸造責任者にはジュリアン・ミエ氏を招聘し、ワイン造りの全権を任せている。彼の父はコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエにて30年以上の醸造経験を持つフランソワ・ミエ氏であり、現在でも父と一緒にフランソワ・ミエ・エ・フィスの共同経営者としてワイン造りを共に行っている。
栽培・醸造
収穫は手摘み、畑での選果を行った後に6kgの小さな箱でワイナリーへ運び再び選果台にて健全な葡萄のみを厳しく選別。全て徐梗後にステンレスかセメントの発酵槽にてアペラシオンに応じて15から20日間の浸漬を行い自然酵母にて発酵。ピジャージュは行わずルモンタージュにより優しく抽出。発酵後は空圧式のプレスにてゆっくりと圧搾し、熟成は新樽はほとんど使ずに15ヶ月の樽熟成、ごく軽い清澄とフィルター。樽熟成中の補酒も全て同じワインで行い細部までこだわる。広域ワインから特級まで全てのワインは基本同様に醸造され、ピノ・ノワールの持つエレガンスとフィネス、そして各テロワールを最大限に表現することを目指している。