2020 シャトーヌフ・デュ・パプ V.V.
ドメーヌ・ラ・カボット
Chateauneuf-du-Pape Vieilles Vignes Rouge
「カボット」(石でできた小屋)は畑作業道具の収納場所。地域によって呼び方が異なり、カボットはブルゴーニュでの言い方 。
2010年よりデメテール(ビオディナミ)認証。小さな箱で収穫し、選果した後、グルナッシュとシラーは全房、それ以外の品種は除梗し、醸造。タンクと樽で18ヶ月熟成させます。
太陽の光をしっかり浴びたブドウから造られたことを感じさせる力強い骨格があるが、まろやかでシルキーな口当たりで、最後にフレッシュな余韻が残ります。
ヴィンテージ | 2020 |
原産国 | フランス |
産地 | コート・デュ・ローヌ |
地域 | 南部ローヌ |
アペラシオン | シャトーヌフ・デュ・パプ |
生産者 | ドメーヌ・ラ・カボット |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | グルナッシュ、ムールヴェードル、シラー、サンソー、クレレット |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 15.5% |
輸入元 | ファインズ |
ブルゴーニュのドメーヌ・ダルデュイが1980年に土地を購入し始めた敷地45haのドメーヌ。最初はブドウ畑は10haだけでしたが、マリ・ピエールが少しずつブドウを植えられる土地を広げていきました。1986年にマリ・ピエールと結婚したエリック・プリュメがドメーヌに加わり、現在地続きで30haの畑を所有しています。常に「環境を守る」という観点からブドウ栽培を心がけており、「環境が表現する部分をありのまま、テロワールのまま、瓶に詰めること」をこだわりとしています。
農薬や化学肥料の問題もなく、ブドウを生育させるには最適の場所だと感じ、常に『環境を守る』観点からブドウ栽培を心がけてきており「環境が表現する部分をありのまま、テロワールのまま瓶に詰める」事をこだわりとしています。
年間雨量の平均は300~350mm、多い年でも600~650mmと少ないエリア。ローヌの典型的な品種であるムールヴェードル、シラー、グルナッシュ、白はクレレット、ヴィオニエ、グルナッシュブランを栽培しています。ビオロジック農法を早い段階からはじめ、次第にビオディナミ農法へ転換。2005年には完全に切り替え、2010年にはデメテール認定を取得しました。ダイナミゼーションを行うための機械のプレパラシオンが当たる部分は全て木で作られており、樽の変形・水漏れを防ぐために水を入れ、ふたをして乾燥を防いでいるほど、ビオディナミへのこだわりを持っています。