2022 コート・デュ・ローヌ ラ・ヴィ・オン・ニ・エ
ドメーヌ・グラムノン
Côtes du Rhône La Vie on Y est
Domaine Gramenon
温暖化の影響で、ヴィオニエの味わいが重くなり、アルコール度数も上がってきているので、味わいのバランスをとり、フレッシュさとミネラルを与えために2015VTからクレレットを半分近く加えている。木樽で6ヵ月の熟成 通常はイースターの後に瓶詰め。
透明感があり、輪郭のはっきりとした味わい。熟成させるよりも、フレッシュさを感じ られるあいだに、飲み切るのがおすすめ。
ヴィンテージ | 2022 |
原産国 | フランス |
産地 | コート・デュ・ローヌ |
地域 | 北部ローヌ |
アペラシオン | コート・デュ・ローヌ |
生産者 | ドメーヌ・グラムノン |
色 | 白 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | ヴィオニエ、クレレット |
味わい | 辛口 |
アルコール度数 | 13.0% |
輸入元 | ラシーヌ |
フィリップ・ローランとミッシェル・オベリー・ローラン夫妻はモンブリゾン村にある古樹が植わっていた12haのブドウ畑と古い建物を1978年に購入しました。すぐにワイン造りを始め、1979年に誕生した最初のキュヴェのひとつがCeps Centenaires(セップ・サントネール=樹齢100年のブドウの樹)でした。少しずつ苗木を植え面積を徐々に拡げました。1999年にはAOC Vinsobres(コートデュ・ローヌ・ヴィラージュ、ヴァンソーブル)に4.5haを購入。同年の暮れに事故で夫のフィリップ・ローランを失ったミッシェルは、1人でワイン造りを続けていくことを決断します。2006年に3人の子供の1人マキシム・フランソワがドメーヌに入り、同時にマキシムは小さなネゴシアン業(ブドウを購入し醸造)を始めます。2007年に5.5haの畑をValreas(ヴァルレアス)と Vinsobres(ヴァンソーブル)の間にある台地に購入、現在26haを所有するドメーヌです。
ローランが購入する以前からモンブリゾン村の畑では自然なビオロジック農法が実践されていていました。その手法は30年前の造り手達からは普通の栽培法と呼ばれていた手法です。冬には樹の根元に土を被せ、春に土を取り除く作業を普通におこなってきました。ウドンコ病やベト病を防ぐためだけに、銅と硫黄を使用します。ほとんどの畑で摘芽の作業をおこない、プレパラートを使用、所有する畑全体がAgriculture BiologiqueとDEMETERの認証を得ています。
バランスがとれ成熟したブドウのみを得るためにすべて手作業で収穫をおこない、畑の中で選定し健全なブドウのみを醸造所へ運びます。各区画の個性を活かすため、区画別にキュヴェを造ります。複数の区画のブドウからひとつのキュヴェを造る場合は、収穫直後のフレッシュなブドウをひとまとめにタンクに移し、ブドウの中に秘められたエネルギーを最大限に保った状態でワイン造りをおこないます。醸造中はSO2を添加せず、野生酵母で発酵をおこないます。ヴィンテッジによって発酵槽を使い分ける主義で、ブドウのフレッシュな味わいを活かすときにはタンク、長期熟成用のワインは古いバリックを使用。バリックを使用する目的は、より洗練されたタンニンにすることです。新樽は使用 しません。キュヴェによってビン詰め前に微量のSO2を使用する場合もありますが、清澄や濾過は一切おこないません。 純粋なワインを造ること、それは到達のできない幻想的なゴールに向かっているようなものです。それでも私たちはヴィンテッジによる影響を受けつついつでも裏切ることなく、テロワールとブドウに最も近い表現力を持つワインを造ることを心がけています。
ローランが購入する以前からモンブリゾン村の畑では自然なビオロジック農法が実践されていていました。その手法は30年前の造り手達からは普通の栽培法と呼ばれていた手法です。冬には樹の根元に土を被せ、春に土を取り除く作業を普通におこなってきました。ウドンコ病やベト病を防ぐためだけに、銅と硫黄を使用します。ほとんどの畑で摘芽の作業をおこない、プレパラートを使用、所有する畑全体がAgriculture BiologiqueとDEMETERの認証を得ています。
バランスがとれ成熟したブドウのみを得るためにすべて手作業で収穫をおこない、畑の中で選定し健全なブドウのみを醸造所へ運びます。各区画の個性を活かすため、区画別にキュヴェを造ります。複数の区画のブドウからひとつのキュヴェを造る場合は、収穫直後のフレッシュなブドウをひとまとめにタンクに移し、ブドウの中に秘められたエネルギーを最大限に保った状態でワイン造りをおこないます。醸造中はSO2を添加せず、野生酵母で発酵をおこないます。ヴィンテッジによって発酵槽を使い分ける主義で、ブドウのフレッシュな味わいを活かすときにはタンク、長期熟成用のワインは古いバリックを使用。バリックを使用する目的は、より洗練されたタンニンにすることです。新樽は使用 しません。キュヴェによってビン詰め前に微量のSO2を使用する場合もありますが、清澄や濾過は一切おこないません。 純粋なワインを造ること、それは到達のできない幻想的なゴールに向かっているようなものです。それでも私たちはヴィンテッジによる影響を受けつついつでも裏切ることなく、テロワールとブドウに最も近い表現力を持つワインを造ることを心がけています。