2019 クロ・サン・ドニ
ドメーヌ・ジェラール・ペラゾー


Clos Saint Denis
Domaine Gerard Peirazeau et Fils

モレ・サン・ドニ村を拠点とし、シャンボール、モレ、ジュヴレ村にグロフィエ家から相続した銘醸畑を所有。現在は4代目のジェラール ペラゾーがドメーヌを担い、ドメーヌ元詰めを増やしている今後が期待の生産者。
クロ サン・ドニに0.2ha所有。100%除梗し、タンクで発酵。樽で15ヶ月熟成(新樽率30-40%)
チェリーや煮詰めた果実の甘酸っぱさにクレームドカシス、クローヴ、動物的なニュアンスや旨味も。構造がミルフィーユのように重層的で、重厚感はありながらも重すぎず、緻密で継ぎ目なく非常になめらかです。

 
ヴィンテージ 2019
原産国 フランス
産地 ブルゴーニュ
地域 コート・ド・ニュイ
アペラシオン クロ・サン・ドニ
生産者 ドメーヌ・ジェラール・ペラゾー
容量 750ml
ぶどう品種 ピノ・ノワール
味わい フルボディ
アルコール度数 13.5%
輸入元 ラフィネ
 
農法:リュット・レゾネ

モレ・サン・ドニの名家、グロフィエ家の一員であるローラン・ペラゾー氏が、100年以上に渡り代々受け継がれてきた綺羅星の如き畑を守りながら切り盛りする家族経営のドメーヌです。ローランの祖母は「ドメーヌ・グロフィエ」の三代目ロベール・グロフィエ氏の妹で優良畑を相続しており、その畑が当ドメーヌに引き継がれています。また、ローランの妻は、フィリップ・シャルロパン氏の娘で、正に銘家一門の揃うサラブレッド・ドメーヌと言えるでしょう。
 

 
その源となるグロフィエ家は、19世紀にフレデリック・グロフィエ氏によって創業され、1933年に二代目のジュール・グロフィエ氏が優良畑を購入し、ドメーヌとしての基礎を築きました。 前述のように畑はそれぞれ三代目のロベール・グロフィエ氏と、その妹であるベルナデットに相続されましたが、ベルナデットも生涯栽培家として献身しました。その息子が当ドメーヌの当主ジェラール・ペラゾー氏で、彼は母からドメーヌを受け継いだのちに、ドメーヌの名を自身の名「ジェラール・ペラゾー」に改名し、長らくドメーヌの舵を取ってきました。現在はその息子のローランが代々大切に受け継がれてきた素晴らしいテロワールという家宝を守っていくことを使命として従事しています。