2021 ムンタダ・ルージュ
ドメーヌ・ゴビー
Muntada Rouge
Domaine Gauby
ゴビーのフラッグシップ。
全房のままステンレスとコンクリートタンクにてマセレーション。発酵後、19ヶ月間フードル(古樽)とコンクリートにて熟成、瓶詰め後さらに5ヶ月置いてからリリース。
赤系果実の凝縮した味わい。密度が高く、多層的な味わいが広がりますが重さとは無縁。輝くような透明感、いきいきとした酸味があり、力強さがありながら柔らかさもある、驚きのワイン。長く余韻が続きます。
ヴィンテージ | 2021 |
原産国 | フランス |
産地 | ラングドック・ルーション |
地域 | ルーション |
アペラシオン | IGP コート・カタラン |
生産者 | ドメーヌ・ゴビー |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | グルナッシュ |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 13.5% |
輸入元 | ファインズ |
農法:ビオロジック
スペイン国境に接するコート・カタランの険しい丘陵に、45haの畑を所有。その周囲の土地40ha以上を環境保全のための買い取り、森を残し新たにアーモンドやオリーヴを植林。さらに近年は、自社畑よりも標高の高い畑を買い取り、雨による化学物質の流入を防ぐなど、卓越した情熱で自然環境の整備を続けるドメーヌ。1985年の創業以来、もちろん化学肥料や除草剤は無縁。フラッグシップのムンタダは、赤は1890~1935年、白も1900年に植樹した樹のブドウのみを使用。ヴィエイユ・ヴィーニュの白も、1935年植樹、その赤も1900~1980年植樹と、古木へのこだわりも破格。ゆえに、それらのキュヴェでは通常、収量が20hl/haを下回る。標高300mに及ぶ急斜面で起伏に富んだ、片岩と泥灰土の畑には、約20km東に広がる地中海から強風が届き、ワインのフレッシュさをもたらす要因の一つとなっている。ジェラールとリオネル・ゴビー親子は、何よりも「フィネスのあるワイン」を重視する。近年さらに、その輝きと説得力が増してきている。