2020 ヴァン・ド・フランツ・シャルドネ
フランツ・ソーモン
Vin de Frantz Chardonnay
20年は非常にバランスの良いミレジムでした。粘土石灰土壌で育つシャルドネをプレスし古樽で5 ヶ月発酵・熟成し下弦の月のフルーツの日に瓶詰めを行いました。
グリーンライトイエロー色、すりおろしリンゴ、カリン、青りんごのアロマ、早生みかんの甘酸っぱさと、まろやかなエッセンス、拡がる果実味に溶け合うミネラル感、短めのアフターですが爽やかな印象を残します。
ヴィンテージ | 2020 |
原産国 | フランス |
産地 | ロワール |
地域 | ロワール |
アペラシオン | ヴァン・ド・フランス |
生産者 | フランツ・ソーモン |
色 | 白 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | シャルドネ |
味わい | 辛口 |
アルコール度数 | 13.0% |
ロワール地方トゥールから東側にロワール河とシェール河の間に広がる‘モンルイ’というアぺラシオンは1938年に認定され、シュナンブランで辛口から甘口までの白ワインを生産しております。日本ではあまり見かけないAOCですが、M.Jacky BLOTの出現から始まり、今は亡きStephane Cossaisをはじめ色んな生産者がこのAOCの認知度を高めてきました。 そのモンルイの我々のセレクション‘フランツ・ソーモン’、2002年から始めた醸造家で、今ではドメーヌだけの生産量では足りなく2009年からはネゴシアンの会社Un Saumon dans la Loire(アン・ソーモン・ダン・ラ・ロワール)を設立し、意欲的に活躍しております。無農薬の農法に興味が有り、やはりシュナンブランに挑戦したいと同じAOCを結果的に選びました。畑で無農薬の仕事はきりがありません。彼の畑は4haですが、オーナーが無農薬とは全く反対の農法を行っていたので、1年目は仕事がエンドレスな状態です。予算の関係もあり、最初から畑は購入できません。1haを購入し、残り3haは借りました。この3haも将来的に購入予定です。