2019 ピュリニー・モンラッシェ
ドメーヌ・デ・テール・ドゥ・ヴェル
Puligny-Montrachet
Domaine des Terres de Velle
1級ペリエールの真下、南東向き斜面「Nosroyes」の葡萄が主体。粘土が多く、熟した厚みのある果実味となる。フレンチオークで発酵(新樽率30%)。12-18ヶ月間樽熟成。無清澄・無濾過で瓶詰。
アロマティックで透明度の高い果実味。シトラスに続いて、白い花の香り。口の中を引き締めるような酸味と新鮮なミネラルと共に、十分な奥行き、余韻も安定して長い。
| ヴィンテージ | 2019 |
| 原産国 | フランス |
| 産地 | ブルゴーニュ |
| 地域 | コート・ド・ボーヌ |
| アペラシオン | ピュリニー・モンラッシェ |
| 生産者 | ドメーヌ・デ・テール・ドゥ・ヴェル |
| 色 | 白 |
| 容量 | 750ml |
| ぶどう品種 | シャルドネ |
| 味わい | 辛口 |
| アルコール度数 | 13.0% |
| 輸入元 | ヴァンパッション |
ブルゴーニュに生まれ育った“生粋のブルギニヨン”、ソフィー&ファブリス・ラロンツによって、2009年オクセイ・デュレス村に創業された新生ドメーヌ「テール・ドゥ・ヴェル」。約10年間、ボーヌのAlex&Gambalの醸造家として働いた後、オクセイ村の投資家にその実力を見込まれ独立した。
彼らは、伝統と継承が支配的なブルゴーニュにあって、日本人のジュンジ・ハシモトをパートナーに選んだ。90年代、サントリーを退社後、ブルゴーニュというワインの神が宿る聖域に人生とロマンを見出し、定住することを決めたハシモト氏とファブリス氏は、「Alex&Gambal」で14年間共に働いてきた同士。いわゆる、現地日本人社会や日本関連企業とは一線を置き、厳しいフランス社会のヒエラルキーの中で、自分の場所を切り拓いてきた「特別な個性」を持つ。
オクセイ周辺、コート・ド・ボーヌの11アペラシオンに、そのほとんどが、平均樹齢40〜50年の古樹の約5ヘクタールの畑を所有する。醸造においても、瓶詰に至るまで、一貫してナチュラルな方法を選び、自然酵母による発酵、濃縮や補糖は一切行わず、無清澄、無濾過。瓶詰は、月の運行カレンダーに従い、最も重力のかかる時に行う。2011年以降は、新たな醸造所も完成し、より緻密で洗練に磨きのかかったワインになることが期待でき、ヴィンテージを重ねる毎に、一歩一歩階段を登るように、理想の完成系を目指す。