2018 サンセール ムーラン・ベル
ドメーヌ・アンドレ・ヴァタン
Sancerre Maulin Bele
畑の土壌 は鉄分を多く含む粘土石灰質で葡萄の樹齢は25年。除梗100%でグラスファイバータンクで醸造したもののうち、20%を樽熟させて瓶詰前にアサンブラージュします。 イチゴキャンディのような甘旨味とロワールらしいフレッシュな酸味 のバランスが素晴らしいワインです。キュヴェ名である「Maulin Bè le」の由来は、この地域に昔たくさんあった風車 (moulin) で 、 「Moulin」という単語は他のワイン産地で使われている名前なのでキュヴェ名としてはラベルに表記できないため、少し文字を変えて 「Maulin」と表記しています。
ヴィンテージ | 2018 |
原産国 | フランス |
産地 | ロワール |
地域 | サントル・ニヴェルネ |
アペラシオン | サンセール |
生産者 | ドメーヌ・アンドレ・ヴァタン |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | ピノ・ノワール |
味わい | ミディアムボディ |
アルコール度数 | 12.5% |
輸入元 | フィネス |
4代に渡って葡萄栽培を続けているこのドメーヌは、現在14haの畑を所有しています。真面目で温厚な性格の現当主アンドレ・ヴァタン氏は丁寧な畑の手入れを心掛け、区画によるテロワー ルの違いを見事なアサンブラージュによってまとめ上げた、秀逸なサンセールを造っています。
14haの畑は約40の区画に分けられ、白土と石灰土壌の畑、小石と石灰土壌の畑、シレックス(火打石)土壌の畑の3つのタイプがあります。斜面の畑には畝ごとに草を残して土壌が流れてしまうのを防ぎ、微生物の作用によって畑を活性化させるようにしています。
アルコール醗酵は温度調節のできるグラスファイバー製のタンクで行われ、熟成はステンレスタンクや新樽が使われます。週1回の割合でバトナージュが行われ、澱の旨味を引き出してワインに厚みを与えています。アサンブラージュの割合はスーチラージュの時の試飲によって決められます。
参照:輸入元フィネス「生産者資料」より