2018 ピノ・グリ
クラヴァン・ワインズ


Pinot Gris
Craven Wines

ステレンボッシュで多く栽培されるブドウではありませんが、クラヴァン氏はワインメイキングを楽しめる品種だと言います。世界的には白ブドウだと認知されている傾向にありますが、果皮は銅のような赤みがかった色合いをしています。クラヴァン氏はこの果皮の色や風味を活かすべく、赤ワインと同じように果皮と種からの風味を生かすべく醸して醸造を行います。
 
【収穫】手摘み
【全房使用率】10%
【除梗】房の上部のみ
【発酵】開放槽にて果皮とともに軽くポンピングオーバーとパンチングダウンを行い、果皮と共に発酵することで ピノ・グリの美しいロゼ色を抽出します。
【スキンコンタクト】10日間
【熟成】古樽使用
 無清澄、無濾過

ヴィンテージ 2018
原産国 南アフリカ
産地 ステレンボッシュ
地域 ステレンボッシュ
アペラシオン ステレンボッシュ
生産者 クラヴァン・ワインズ
オレンジ
容量 750ml
ぶどう品種 ピノ・グリ
味わい 辛口
アルコール度数 12.0%

 
オーストラリアで生まれ育ったミック・クラヴァン氏が、南アフリカ出身の妻と共に、ステレンボッシュの地において2014年に立ち上げたドメーヌです。 彼は今南アフリカにおいて注目を集めている、前衛的なワイン造りを目指す若手のワイン生産者たちが 造っているチームの一員で、同世代の彼らと共に、自然に対してのリスペクトを掲げながら、その年のブドウの出来具合に合わせたワイン造りをしています。 ステレンボッシュの単一畑、単一品種にこだわり、ユニークで唯一無二のキュヴェを揃えます。 彼はオーストラリアの大学で醸造を学びましたが、カリフォルニアのワイナリーで働いていた際に南アフリカ出身で実家がワイン醸造家という女性と出会い、彼女との結婚を機に南アフリカに移住をしました。夫 婦ともにワインへの飽くなき追求心と愛情は底知れず、ステレンボッシュにおける今大注目の若きホープ です。
毎年基本的に同じプロセスを用いて、自然に忠実なワイン造りをしていますが、それぞれ土壌の違いやブドウ品種、天候に合わせた醸造方法を施しています。一貫してこだわっているのは、軽やかで柔らかく、食事に寄り添うようなワイン造りです。 白ブドウはステレンボッシュのブドウ栽培農家から毎年購入し、黒ブドウは妻の家族が所有していた畑を引き継いで自社栽培しているもので、多くのブドウ樹は高樹齢を誇ります。彼は「醸造家/ワインメイカー」としてだけではなく、自らもかなり頻繁に畑に赴いて契約しているブドウ栽培家らと密にコミュニケーションを取っています。これは彼の確固たるポリシーである 「上質なワイン造りの原点は上質なブドウ」に基づいた姿勢だと言えます。 醸造においては、全てのキュヴェにおいて野生酵母による自然発酵を行い、清澄なしでフィルターもかけておらず、SO2も瓶詰時に少量使用するのみで、一貫して極めてナチュラルなアプローチでワイン造りをしています。
 
 
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