2020 シャトー・メルシャン 北信右岸シャルドネ リヴァリス
シャトー・メルシャン
Hokushin Right Bank Chardonnay Rivalis
Château Mercian
長野県北部、粘土質を多く含む千曲川左岸地区のシャルドネは、豊かなアロマ、穏やかな酸味の調和のとれた味わいのワインになります。『リヴァリス』とはラテン語で「川」を意味し、千曲川を挟んだ左岸・右岸のワインが、高い品質で並んでいることに由来しています。
輝きのあるイエローの色合い。パイナップルやグレープフルーツ、黄桃などの黄色い果実などの香りが豊かに感じられ、焼いたトーストやヴァニラ、アーモンドの香りが上品に全体を包みこみます。柔らかい酸を感じた後、豊かな果実感とミネラル感がバランスよく広がります。
ヴィンテージ情報
冬の平均気温は平年と比べ2℃ほど高く、暖冬でした。しかしながら4月下旬の気温は低く推移し、ブドウの萌芽は前年より1~2日程度遅くなったものの、5月は気温の上昇にともない、新梢は旺盛に生長しました。梅雨は6月中旬から8月1日までと長く、生長は鈍化しましたが、梅雨明け以降は天候が好転し日差しが強く、果実の日焼けを防ぐため除葉を控えたほどでした。成熟期が高温だったため果実中の酸度の低下が速く収穫は早まりましたが、果実は健全な状態で収穫することができました。
【産地】長野県北信左岸地区(長野市豊野町)【使用品種】シャルドネ100%【栽培方法】垣根式栽培【収穫】9月上旬~9月中旬収穫【発酵】オーク樽にて18~22度で約14日間発酵【育成】オーク樽にて約4カ月間育成【生産本数】約2,500本
ヴィンテージ | 2018 |
原産国 | 日本 |
産地 | 長野県 |
地域 | 北信地区 |
生産者 | シャトー・メルシャン |
色 | 白 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | シャルドネ |
味わい | 辛口 |
アルコール度数 | 12.0% |
長野県北部の千曲川沿いの傾斜地に畑が点在しています。千曲川がもたらした沖積土壌は排水性に優れ、気候は雨が少なく、昼夜の温度差も大きいため、シャルドネの熟成に適しています。長野市にある北信地区左岸は粘土質の土壌を多く含み、豊かなアロマ、穏やかな酸味の調和のとれたワインになります。
日本の風土の個性を活かしたワイン造りへの先駆的な挑戦を行い、シャトー・メルシャン・シリーズは世界の名だたるワインコンクールで数々の金賞などを受賞するまでに成長しています。
1990年代に入り、北信でシャルドネの垣根仕立て栽培が始まり、同時に棚仕立て栽培でも短梢剪定で栽植密度を高めたり、収量制限をするなど、シャトー・メルシャンの風土づくりへの情熱は大きく広がっています。風土づくりとともに、醸造面でも新たな局面を迎え、1998年にはシャトー・マルゴー総支配人であるポール・ポンタリエ氏をアドバイザーに招き、さらに栽培と醸造の分業制の垣根を取り払い、栽培家の目から醸造を見る、醸造家の目から栽培を見るという考え方でのワイン造りが始まっています。
現在、トップキュヴェのワインであるプライベート・シリーズの品質は確実に世界に通用します。
1990年代に入り、北信でシャルドネの垣根仕立て栽培が始まり、同時に棚仕立て栽培でも短梢剪定で栽植密度を高めたり、収量制限をするなど、シャトー・メルシャンの風土づくりへの情熱は大きく広がっています。風土づくりとともに、醸造面でも新たな局面を迎え、1998年にはシャトー・マルゴー総支配人であるポール・ポンタリエ氏をアドバイザーに招き、さらに栽培と醸造の分業制の垣根を取り払い、栽培家の目から醸造を見る、醸造家の目から栽培を見るという考え方でのワイン造りが始まっています。
現在、トップキュヴェのワインであるプライベート・シリーズの品質は確実に世界に通用します。