2022 ラフィネ・ロゼ
テスタロンガ
Raffine Rosé
Testalonga
クレイグとカーラ夫妻が日本の輸入元ラフィネだけのために詰めてくれた特別なワインです。ラベルの花は、クレイグが春の時期に自分のファームにて撮影した、リビングストン・デイジーという雛菊の仲間。
畑は標高220m、東向きの花崗岩土壌で1981年に植樹のオーガニックで育てられたブッシュヴァインのサンソー100%から造られています。1haの畑から粒が大きく果皮の薄いデリケートなブドウを生み出します。手摘みにて収穫後、全房を破砕しステンレスタンクにて、常温で野性酵母による自然発酵。
マロラクティック発酵100%。無清澄、無濾過。
ヴィンテージ | 2022 |
原産国 | 南アフリカ |
産地 | スワートランド |
地区 | アポッツデール |
生産者 | テスタロンガ |
色 | ロゼ |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | シラーズ100% |
味わい | 辛口 |
アルコール度数 | 12.5% |
輸入元 | ラフィネ |
スワートランドのラマーシュックという、南アフリカにおいてナチュラルなワイン造りのパイオニアとして一躍したワイナリーで、醸造責任者として働いていたクレイグ・ホーキンスが2008年、満を持して独立を果たした自身のワイナリーです。拠点を置くパードベルグと同地区に、花崗岩で構成される11haの土地を借り、ビオロジック栽培でシュナン・ブランを栽培するほか、ラマーシュックが所有する畑のブドウを購入して、自身のワインを造っています。
毎年ブドウやワインの出来のイメージによってエチケットや名前を変えるなどしており、自身の持つインスピレーションに忠実にワイン造りをする天才肌で、ヨーロッパやイギリス等、各国のナチュラルなワインのマーケットで注目を集めている生産者です。
ホーキンス氏は自社畑のブドウの他に信頼できる栽培家のブドウを購入していますが、それだけに留まらず、知人の農家も巻き込んで、西ケープ州に広く点在する放置された高樹齢の畑を耕作して、それぞれの気候や土壌に合わせた栽培管理を施し、南アフリカにおける貴重なブドウ樹をたくさん復活させています。また彼は大きな野望の持ち主で、荒れた土地や放棄された畑を少しずつ購入し、自ら巨大なブルドーザーを操縦して一から開墾し、所有畑を少しずつ広げています。
醸造プロセスにおいては最小限の干渉で見守るに留め、その年の出来を最大限に生かすワイン造りをしています。 全ての工程において添加するものは一切無く、野生酵母による自然発酵が行われ、条件の良いヴィンテージでは瓶詰め時のSO2も添加しないという徹底ぶりです。