2019 カベルネ・ソーヴィニョン
ボンテッラ
Cabernet Sauvignon
Bonterra
カリフォルニアの有機栽培ワインの先駆者
紫色を帯びた濃いルビー色が美しく、ブラックカラントやブラックベリーの風味にフレンチローストのコーヒーやバニラ、スパイスの香りが心地よい味わいです。タンニンも程よく溶け込んで、バランスの取れた味わいにはエレガンスさえ感じさせる、飲んでおいしく食事にも良く合うワインです。
ヴィンテージ | 2019 |
原産国 | アメリカ |
産地 | カリフォルニア |
地域 | カリフォルニア |
アペラシオン | カリフォルニア |
生産者 | ボンテッラ |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | カベルネ・ソーヴィニョン81%、シラー6%、マルベック3%、プティ・シラー3%、その他 |
味わい | ミディアムボディ ふくよか |
アルコール度数 | 14.2% |
輸入元 | ファインズ |
美味しいビオワインをリーズナブルに
フェッツァーは1983年からブドウ畑の周りで野菜や果物を無農薬で育てていました。この野菜と果物の美味しさからヒントを得て、1987年からオーガニックワインの生産を開始、これがボンテッラの始まりです。
現在800haの有機栽培農園を所有し、一部ではビオディナミ農法も取り入れた栽培も行っています。
サンフランシスコから北に約200km、メンドシーノに畑があります。西側は寒流の流れる太平洋に面し、産地と森林が多い場所です。昼夜の温度差が大きく、夏の湿気が少ないため、成熟がゆっくり進み、凝縮感のあるブドウが育ちます。
化学肥料や農薬、殺虫剤を使わず、カバークロップとしてクローバーや豆などを植えることにより、土壌に有機物質や窒素がもたらされ、柔らかい土ができあがります。また、虫や動物たちを排除するのではなく、畑の周りに動物たちが好きな植物を植えたり、畑にニワトリを放し害虫を食べさせるなどし、共存しながらブドウ栽培を行っています。
そのため、ボンテッラの畑は、春には花が咲き、畑の周りには緑が茂り、鳥や動物たちが伸び伸びと暮らしている、自然豊かな環境となっています。
ワインの醸造は畑のすぐ近くにあるフェッツアーのワイナリーで行われています。フェッツァーは持続可能なワイン造りのため、ワイナリーの屋根にソーラーパネルを設置し、瓶やダンボールなどを再利用し、作業にはバイオディーゼルカーを使うなど、様々な工夫を実践しています。
ワイン造りにおいては、ブドウの果実味をそのまま生かすために、樽のニュアンスを出し過ぎず、ボルドーなどの伝統的なワイン産地を思わせるようなエレガントさを表現するようにしています。元シャトー・ラトゥールの醸造責任者である、クリスチャン・ル・ソメール氏のコンサルタントを受けています。