2021 ジゾラ
マッツェイ・ジゾラ
Zisola
Mazzei Zisola
1435年より24代に渡りキャンティ クラシコでワイン生産を行うマッツェイ家が2003年に取得したワイナリー。ネロダヴォラ発祥の地近郊のノートの農園で、ブドウの他にオリーヴやレモンなどのオーガニック栽培を実施。
海抜130mの南東向きの斜面。樹齢は8-13年。26-28度で発酵、マセラシオンは14-16日。225Lフレンチオークのバリックで10ヶ月熟成(内新樽は33%)。
シチリアの土着品種ネロ ダヴォラでエレガンスを追求し造られたワイン。美しい酸がワインの骨格を支え、ワイルドベリーやオレンジピールの風味に、僅かにスパイシーなニュアンス。果実味が層になって広がります。
ヴィンテージ | 2021 |
原産国 | イタリア |
産地 | シチリア |
地域 | シチリア |
アペラシオン | ノートロッソ |
生産者 | マッツェイ・ジゾラ |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | ネロ・ターヴォラ100% |
味わい | ミディアムボディ ふくよか |
アルコール度数 | 13.0% |
輸入元 | ファインズ |
カステッロ・ディ・フォンテルートリを所有するマッツェイ家が2003年に創立した新しいワイナリー。シチリア南東部、ネロ・ダヴォラ発祥の地として知られるアヴォラから5キロ程の場所にあります。
所有地は50ha、その内21haにて栽培しています。標高90~130mにあり、石灰質で岩の多い土壌です。1ha辺り5,500本という高植樹密度で植えられています。また、マッツェイではエレガントな味わいのワインを造るために、シチリアの強い日差しを効率良く避けることが出来るアルベレッロ仕立てをしています。伝統的なシチリアの仕立て方法ですが、すべて手作業で行わなくてはならずコストがかかるという理由から、最近ではこの仕立て方法を行う造り手は少なくなっています。
手摘み収穫されたブドウを14~16日間マセラシオンを行い、その後フレンチオークの樽(新樽率30%)にて約10ヶ月間熟成させます。他のマッツェイのワイナリー(カステッロ・ディ・フォンテルートリ、テヌータ・ディ・ベルグァルド)と同じく、サンジョヴェーゼの苗木の研究における第一人者であり、2000年にガンベロロッソ最優秀エノロジストを受賞したカルロ・フェッリーニ氏が栽培・醸造を監督しています。