2021 コントラーダ・ジゾラ
マッツェイ・ジゾラ
Contrada Zisola
Mazzei Zisola
1435年より24代に渡りキャンティ クラシコでワイン生産を行うマッツェイ家が2003年に取得したワイナリー。ネロダヴォラ発祥の地近郊のノートの農園で、ブドウの他にオリーヴやレモンなどのオーガニック栽培を実施。
伝統的なアルベレッロ仕立てのカタラット種を2回に分けて収穫。早く収穫したブドウはシュール リー、熟度が上がってから収穫したブドウはコッチョペストと呼ばれるアンフォラで果皮と共に約3ヶ月熟成。
レモンやオレンジピールなどのフレッシュな柑橘系果実のアロマと、鮮烈な酸とミネラルの風味を併せ持っています。大き目のグラスで楽しみたい、上質な白ワインです。
ヴィンテージ情報
2021年は非常に暑く乾燥したため収穫は遅れ、8月の終わりから10月5日までにかけて、涼しくなり、雨が降るのを待って実施。2014年を髣髴とさせる、エレガントで印象的な骨格とボディを持つ年。長年の経験により、難しい年であったがバランスがとれたワインに仕上げることができました。
ヴィンテージ | 2021 |
原産国 | イタリア |
産地 | シチリア |
地域 | シチリア |
アペラシオン | シチリア |
生産者 | マッツェイ・ジゾラ |
色 | 白 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | カタラット100% |
味わい | 辛口 フルーティー |
アルコール度数 | 12.0% |
ワインアドヴォケイト | 92 |
輸入元 | ファインズ |
カステッロ・ディ・フォンテルートリを所有するマッツェイ家が2003年に創立した新しいワイナリー。シチリア南東部、ネロ・ダヴォラ発祥の地として知られるアヴォラから5キロ程の場所にあります。
所有地は50ha、その内21haにて栽培しています。標高90~130mにあり、石灰質で岩の多い土壌です。1ha辺り5,500本という高植樹密度で植えられています。また、マッツェイではエレガントな味わいのワインを造るために、シチリアの強い日差しを効率良く避けることが出来るアルベレッロ仕立てをしています。伝統的なシチリアの仕立て方法ですが、すべて手作業で行わなくてはならずコストがかかるという理由から、最近ではこの仕立て方法を行う造り手は少なくなっています。
手摘み収穫されたブドウを14~16日間マセラシオンを行い、その後フレンチオークの樽(新樽率30%)にて約10ヶ月間熟成させます。他のマッツェイのワイナリー(カステッロ・ディ・フォンテルートリ、テヌータ・ディ・ベルグァルド)と同じく、サンジョヴェーゼの苗木の研究における第一人者であり、2000年にガンベロロッソ最優秀エノロジストを受賞したカルロ・フェッリーニ氏が栽培・醸造を監督しています。