2022 ジゾラ・アジーザ
マッツェイ・ジゾラ


Zisola Azisa
Mazzei Zisola

1435年より24代に渡りキャンティ クラシコでワイン生産を行うマッツェイ家が2003年に取得したワイナリー。ネロダヴォラ発祥の地近郊のノートの農園で、ブドウの他にオリーヴやレモンなどのオーガニック栽培を実施。
 
海抜130mに位置する南東向きの斜面に5500本/haの密植を実施。天然酵母を使用し、低温15度のステンレスタンクで発酵。ジゾラの土地にはレモンなども植わっており、現在所有地をオーガニック栽培に転換中。
 
「美しい」という意味のアジーザは、アロマティックでいきいきとした花や柑橘系の香りのある、ドライな白ワイン。海のニュアンスも感じられ、シチリアらしくシーフード料理と合わせて楽しみたいワイン。

 
ヴィンテージ 2022
原産国 イタリア
産地 シチリア
地域 シチリア
アペラシオン シチリア
生産者 マッツェイ・ジゾラ
容量 750ml
ぶどう品種 グリッロ100%
味わい 辛口 フルーティー
アルコール度数 13.0%
輸入元 ファインズ
 
農法:サスティナブル

 
カステッロ・ディ・フォンテルートリを所有するマッツェイ家が2003年に創立した新しいワイナリー。シチリア南東部、ネロ・ダヴォラ発祥の地として知られるアヴォラから5キロ程の場所にあります。
 
所有地は50ha、その内21haにて栽培しています。標高90~130mにあり、石灰質で岩の多い土壌です。1ha辺り5,500本という高植樹密度で植えられています。また、マッツェイではエレガントな味わいのワインを造るために、シチリアの強い日差しを効率良く避けることが出来るアルベレッロ仕立てをしています。伝統的なシチリアの仕立て方法ですが、すべて手作業で行わなくてはならずコストがかかるという理由から、最近ではこの仕立て方法を行う造り手は少なくなっています。
 
手摘み収穫されたブドウを14~16日間マセラシオンを行い、その後フレンチオークの樽(新樽率30%)にて約10ヶ月間熟成させます。他のマッツェイのワイナリー(カステッロ・ディ・フォンテルートリ、テヌータ・ディ・ベルグァルド)と同じく、サンジョヴェーゼの苗木の研究における第一人者であり、2000年にガンベロロッソ最優秀エノロジストを受賞したカルロ・フェッリーニ氏が栽培・醸造を監督しています。