2017 トッピオゼータ
マッツェイ・ジゾラ
Doppizeta
Mazzei Zisola
ネロダヴォラ発祥の地ノート近郊の農園で、ブドウの他にオリーヴやレモンなどのオーガニック栽培を実施。
3つの最良の区画を厳選。野生酵母のみで自然発酵、30日間のマセレーション。500Lのフレンチオーク樽(新樽50%)でマロラクティック発酵、熟成16ヶ月。さらにコンクリートタンクで4ヶ月熟成後、フィルターせず瓶詰め。
チェリーやイチゴなどの凝縮した果実とスパイスやハーブの風味。暑い土地で造ったとは思えないほどピュアさがあり、タンニンはきめ細かく、美しい酸とエレガントさを備えた新しいスタイルのネロ ダヴォラ。
ヴィンテージ情報
夏は43度という記録的な暑さだったが、8月後半にまとまった雨が降ったことで日中の気温が下がり、夜間は涼しいほどになった。このためブドウが健全さを取り戻し、酸とエレガンスを備えたワインになった。
| ヴィンテージ | 2017 |
| 原産国 | イタリア |
| 産地 | シチリア |
| 地域 | シチリア |
| アペラシオン | ノートロッソ |
| 生産者 | マッツェイ・ジゾラ |
| 色 | 赤 |
| 容量 | 750ml |
| ぶどう品種 | ネロ・ターヴォラ100% |
| 味わい | ミディアムボディ |
| アルコール度数 | 14.5% |
| ワインアドヴォケイト | 92 |
| ワインスペクテーター | 91 |
| ヴィノス | 92 |
| 輸入元 | ファインズ |
カステッロ・ディ・フォンテルートリを所有するマッツェイ家が2003年に創立した新しいワイナリー。シチリア南東部、ネロ・ダヴォラ発祥の地として知られるアヴォラから5キロ程の場所にあります。
所有地は50ha、その内21haにて栽培しています。標高90~130mにあり、石灰質で岩の多い土壌です。1ha辺り5,500本という高植樹密度で植えられています。また、マッツェイではエレガントな味わいのワインを造るために、シチリアの強い日差しを効率良く避けることが出来るアルベレッロ仕立てをしています。伝統的なシチリアの仕立て方法ですが、すべて手作業で行わなくてはならずコストがかかるという理由から、最近ではこの仕立て方法を行う造り手は少なくなっています。
手摘み収穫されたブドウを14~16日間マセラシオンを行い、その後フレンチオークの樽(新樽率30%)にて約10ヶ月間熟成させます。他のマッツェイのワイナリー(カステッロ・ディ・フォンテルートリ、テヌータ・ディ・ベルグァルド)と同じく、サンジョヴェーゼの苗木の研究における第一人者であり、2000年にガンベロロッソ最優秀エノロジストを受賞したカルロ・フェッリーニ氏が栽培・醸造を監督しています。