2022 クローズ・エルミタージュ サンス・ブラン
ローラン・ファヨール
Crozes Hermitage Sens Blanc
Laurent Fayolle
ドメーヌの起源はブドウ栽培家であったフォルテュネ・ファヨール氏が1870年に家業を相続した事に始まり、現在は6代目のローラン氏が栽培とワイン造りを、姉のセリーヌ女史が営業職を務めています。
所有する約9.5haの畑の大部分は歴史的に古い北部の元祖クローズ側に広がっています。
トロピカルフルーツ、柑橘系、花のような表現力豊かな香りにまろやかでフレッシュな味わいが印象的でとても親しみやすい味わいです。
ヴィンテージ | 2022 |
原産国 | フランス |
産地 | コート・デュ・ローヌ |
地域 | 北部ローヌ |
アペラシオン | クローズ・エルミタージュ |
生産者 | ローラン・ファヨール |
色 | 白 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | マルサンヌ60%、ルーサンヌ40% |
味わい | 辛口 |
アルコール度数 | 12.5% |
輸入元 | ファインズ |
1870年にぶどう栽培家のフォルテュネ・ファヨール氏が地下カーヴを相続したのがドメーヌの起源。2代目のフォルテュネ・ピエール・ファヨール氏は初めてぶどう畑を取得し、3代目のエロワ・フォルテュネ・ファヨール氏が所有畑を拡大しました。1959年には、4代目のジュール・ルイ・ファヨール氏が当時としては先鋭的なドメーヌ元詰めを行い、自社ラベルで国内レストランや海外へワインを販売しました。1973年、クローズ・エルミタージュでは機械化が進む中、5代目のジャン・ポールは機械化が困難な丘陵の畑をあえて拡大し、品質に対する家族のこだわりを貫きました。
2002年にドメーヌが分割され、セリーヌ女史&ローラン氏(姉弟)により「ファヨール・フィス・エ・フィーユ」が設立。国家醸造資格を保有するローラン氏が栽培&ワイン造りを、姉のセリーヌ女史が営業担当を務めています。
平均樹齢40年のぶどうを栽培、限りなく有機栽培に近いリュット レゾネを行っています。急斜面では馬で耕作を行うなど、品質にこだわり手間を惜しみません。
白ワインは全房のぶどうを圧搾した後、48時間かけてデブルバージュを行い、ステンレスタンクで16~20℃で10日間発酵。スーティラージュを行った後、元のタンクに戻し6ヶ月熟成。マロラクティック発酵は自然に任せています。
赤ワインは100%除梗されたぶどうをステンレスタンクに移し、半日低温マセレーション。15~20日間かけて発酵。圧搾後はワインをタンクに戻し、マロラクティック発酵が終了次第(11月頃)樽またはステンレスタンクで熟成させます。