2021 サンセール・ブラン ラ・プラント・フロワード
ドメーヌ・デュ・ノゼ
Sancerre Blanc la Plante Froide
Domaine du Nozay
オベール・ド・ヴィレーヌの妹夫婦が1971年に設立したドメーヌ。現当主は長男のシリル・ド・ブノワ。(次男ピエールはブーズロンのドメーヌ・ド・ヴィレーヌを運営。)生産量の約90%が輸出されています。
「プラント・フロワード」区画から造られるキュヴェ。手摘み収穫。長く、ゆっくりと圧搾を行うことで厚み、アロマ、果実味を最大限に引き出しています。ステンレスタンクと樽で発酵、熟成させます。
白い花や柑橘果実にハーブのニュアンスの繊細な香り。いきいきとした果実とエレガントな酸、ほのかな塩味が調和。繊細ながら骨格があるエレガントなワイン。
ヴィンテージ | 2021 |
原産国 | フランス |
産地 | ロワール |
地域 | サルトル・ニヴェルネ |
アペラシオン | サンセール |
生産者 | ドメーヌ・デュ・ノゼ |
色 | 白 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | ソーヴィニョン・ブラン100% |
味わい | 辛口 |
アルコール度数 | 13.0% |
輸入元 | ファインズ |
ロワール地方でも特異な場所に位置するAOCサンセールは、ロワール河を300㎞ほどさかのぼった、フランスのほぼ中心に位置しています。「ドメーヌ・デュ・ノゼ」はこのAOCサンセールで最も北に位置するサント・ジェム村でワイン造りを行っています。
現当主はフィリップ・ド・ブノワ氏で、夫人はドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのオベール・ドヴィレーヌ氏の妹マリー・エレーヌ氏。また次男のピエール・ド・ブノワ氏も現在ブーズロンのドメーヌ・ドヴィレーヌの運営を行っています。
フィリップ氏は何よりもまずぶどうの品質を重視する方針をとっており、湿度・気温・降水量の計測器を畑に何箇所も設置し、畑の環境を常にチェックすることで農薬の使用を極力制限(リュット・レゾネ:減農薬農法)しています。
「ドメーヌ・デュ・ノゼ」のぶどう畑は、急斜面に位置し、畑の表面に残された草は土が雨や嵐によって流されないようにする役割を果たすとともに、ぶどう木に適度なストレスをあたえます。土地は白っぽく、粘土質と石灰質の混じった土壌です。また、同時に貝殻や火打石を多く含む土壌なためミネラル分が豊富で、ワインからも充分にそれを実感していただけます。