2020 アルザス・リースリング・レゼレマン
ドメーヌ・ボット・ゲイル
Alsace Riesling Les Éléments
Domaine Bott Geyl
Riquewihr(リクヴィール) や Zellenberg (ツェレンベルグ)村 の葡萄が主体。樹齢40年の古木もある。シュール・リーで11ヶ月間の樽熟成。 柑橘系の果物や花の香りが優雅、ミネラリー、ピュアで繊細な酸があり、気品を湛えるワイン。
ヴィンテージ | 2020 |
原産国 | フランス |
産地 | アルザス |
地域 | アルザス |
アペラシオン | アルザス |
生産者 | ドメーヌ・ボット・ゲイル |
色 | 白 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | リースリング |
味わい | 辛口 |
アルコール度数 | 12.5% |
輸入元 | ヴァンパッション |
1950年代に、ボット家とゲイル家の婚姻により「ドメーヌ・ボット・ゲイル」は誕生。
所有する畑は、ドメーヌのあるベブレンハイム村を中心に「アルザスの真珠」と呼ばれる一帯に集中している。5つのグラン・クリュと3つのリュー・ディ、75区画に細分化され管理される畑では、ビオディナミ栽培を行っている。1998年から一部の区画でオーガニック栽培を始め、2002年から全ての畑をビオディナミに転換。現在、ルフレーヴやユエも参加するビオディヴァンの認証を受け、オーガニックの認証団体セーヴやエコセールのメンバーでもある。
ワイン造りにおいては、「全ては上質な葡萄を収穫できるかどうかであり、醸造では、葡萄の秀逸性を保ち、可能な限りそのポテンシャルを引き出すだけ」と考える、ジャン・クリストフ・ボット。
収量も最高50hlに抑え、グラン・クリュの畑では、30-35hlと極めて低収量。また、密植度もアルザスの平均がヘクタール当たり4500本程度なのに対し、7400本とかなり高く、複雑味や深み、濃縮度に違いがでるという。キュヴェによっては最長20時間かけて、優しく抽出。糖、アロマ等の要素が綺麗で、バランスの良いジュースが得られる。圧搾後、約24時間、6度の低温浸漬を行う。アルコール発酵は天然酵母のみを使用し、20-21度での低温発酵を行う。アルザス品種の繊細で美しいアロマを大切にする。その後、4-8ヶ月間、シュール・リーで寝かせる。木樽は購入後1-2年間はワインを寝かせ、樽香が強く付かない状態にしてから使い始める。
できるだけ自然なワイン造りを目指し、無清澄。補糖・補酸はもちろん、人口酵母や酵素を加えることは一切しない。SO2に関しては、アルコール発酵前の低温浸漬の際にのみ、わずか3g/Lを添加。