2009 ジャクソン ディジー コルヌ・ボートレイ


Jacquesson Champagne Dizy Corne Bautray

「グランド・ヴァレ・ドゥ・ラ・マルヌ」を臨むディジー村の南西向き急斜面、チョーク層上に、小石が多く混じる粘土質泥灰土の畑。1960年に植樹された樹齢50年以上の葡萄から。精密な酸、シャープなミネラルと共に、充実した果実味。
 

収穫年の2009年は春は雨が多かったものの、夏は暑く乾燥して2002年に匹敵するほど熟度の高いブドウが収穫された素晴らしいヴィンテージです。

 
ヴィンテージ 2009
原産国 フランス
産地 シャンパーニュ
地域 シャンパーニュ
アペラシオン シャンパーニュ
生産者 ジャクソン
容量 750ml
ぶどう品種 シャルドネ100%
味わい 辛口
アルコール度数 12.5%
輸入元 ヴァンパッション

 
200年以上の長い歴史と伝統を誇り、グラン・クリュ アイ村、本拠地のあるディジー村などにある自社畑を中心とした52haの畑から類稀なるシャンパーニュを生み出すのが、このジャクソン。ジャクソンのシャンパーニュは、ナポレオン皇帝からの寵愛をも獲得、皇帝自身の結婚式にも振舞われたという逸話を持つ。また、その最高の栄誉を賞され、皇帝よりメダイユ・ドールを献上された。かのジョセフ・クリュッグは、創業前、ジャクソンのセラーで修行をした後、自身のメゾンを設立したという歴史もある。 

「ワインはセラーからではなく、畑から生まれる」という考えの下、栽培責任者は収穫時には全ての畑をくまなく見て回り、厳しく指示。栽培はリュット・レゾネで、葡萄の根が十分ミネラル分を吸収できるように土壌の手入れは怠らない。醸造においては、現在では珍しい旧式の垂直プレス機を使用し、より繊細でクリアな果汁を得る為に丁寧に圧搾される。自社シャンパーニュの為に使用するマストは一番搾りのみで、プルミエタイユは他のネゴシアンに売ってしまう。 

ジャクソンのシャンパーニュ造りに対するフィロゾフィーは、長い歴史と共に飛躍の時を迎え、今や世界に認められる存在となった。世界の頂点を極めたソムリエ達が選ぶ「世界No.1ソムリエが選ぶ2002年度ワイン・ガイド」において、No.1メゾンの座を射止めて以来、「ゴー・ミヨ」2005年版では、エグリ・ウーリエやジャック・セロスらと並んで2つ星を獲得するなど、数々の専門誌より高い評価を受けている。