2016 ボーヌ PC シャンピモン・ルージュ
ドメーヌ・セガン・マニュエル
Beaune 1er Cru Champimonts Rouge
Domaine Seguin Manuel
シャンピモンはボーヌ村東向きの丘陵地帯の南部ポマール側中腹部斜面に位置し、小石が多く混じる粘土石灰岩土壌。樹齢35年以上。一部除梗した葡萄も合わせて発酵し、14ヶ月樽熟成。凝縮した果実、華やかなアロマ、よく熟したタンニンがワインにしなやかなテクスチャーを与えている。
ヴィンテージ | 2016 |
原産国 | フランス |
産地 | ブルゴーニュ |
地域 | コート・ド・ボーヌ |
アペラシオン | ボーヌ プルミエ・クリュ |
生産者 | ドメーヌ・セガン・マニュエル |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | ピノ・ノワール |
味わい | ミディアムボディ |
アルコール度数 | 13.0% |
輸入元 | ヴァンパッション |
1720年ドメーヌ創立、1824年にネゴシアン部門を開設した老舗中の老舗。よって、サヴィニー村においては、著名ドメーヌもうらやむ各畑のベストの位置にある区画を所有。7代目のピエール・セガン氏の造るワインは“ブルゴーニュの隠れた逸品”とフランスのワイン愛好家から非常に高く評価されていた。近年は跡継ぎ問題でドメーヌの存在が危ぶまれたが、2004年にはティボー・マリオン氏の所有となる。ティボー氏は、ボーヌで10世代続く名門ネゴシアン、シャンソン家の息子として1969年に生まれ、セガン・マニュエルを所有するまで、7年間シャンソンにてワイン造りとビジネスのキャリアを積む。シャンソンがボランジェ・グループに吸収されるにあたり、独立を模索し、この名家を引きつぐことを決定した。
ドメーヌが所有する銘畑に対しては、根本的に畑を改革し、リュットレゾネから有機栽培のアプローチで畑を再生させ、格段に良い葡萄を生み出している。また、シャンソン時代に培った優良栽培家との緊密なコネクションや強い人脈により、良い畑の良いぶどうを選ぶことが出来、プライス・ターゲットに合う葡萄、搾汁を得ている。
ワイン造りにおいては、ソーティングテーブルでの葡萄の選果、葡萄の個性に合わせた温度コントロールの効くタンクや大樽での醗酵、環境の良いセラーにて樽熟成、必要最低限のフィルターがけなど、細やかな心遣いの積み重ねを行い、過度に抽出し過ぎないしなやかなブルゴーニュらしいワイン造りを身上とする。