2018 ヴォルネイ PC レ・フレミエ
ドメーヌ・アンリ・ボワイヨ
Volnay 1re Cru Les Fremiets
Domaine Henri Boillot
フレミエはポマール村に隣接し、ヴォルネーの香り高さと繊細さ、ポマールの力強く厚みある果実味という、それぞれの長所を兼ね備えた名畑。50%は発酵から熟成まで樽で行うヴィニフィカシオン・アンテグラルを実施。
サクランボやカシスなどの魅惑的なアロマと、非常にきめ細かい上質なタンニン、そしてしっかりとしたミネラルを思わせる風味。素晴らしいバランスをもつ華やかなワインです。
ヴィンテージ情報
近年同様、温暖な冬。1-2月は穏やかで雨が多かった。3月はいつものように温かく、土壌を乾燥させ、ブドウ樹を目覚まさせた。4月は暑く、乾燥し、発芽はすさまじい勢いで進んでいった。過去2年続いた霜の被害はなく、ほっとさせた。5月は温暖で、わずかな雨もあり、植物の成長を促進させた。6月はとても暑く、乾燥していた。開花は問題なく、早く進んでいった。続く7月と8月は酷暑だった。温暖で乾燥した素晴らしい気候のもと、収穫は8月28日にヴォルネーの赤から始め、その後白の収穫をムルソーで行い、続いてピュリニー・モンラッシェ、コルトン、ポマールで行った。数日後に、コート・ド・ニュイのグラン・クリュの収穫を行った。赤ワインは香りが複雑で、カシスや熟したサクランボ、スパイス、黒コショウ、タバコなどが香る。色はやや黒みを帯びた濃い赤。
ヴィンテージ | 2018 |
原産国 | フランス |
産地 | ブルゴーニュ |
地域 | コート・ド・ボーヌ |
アペラシオン | ヴォルネイ プルミエ・クリュ |
生産者 | ドメーヌ・アンリ・ボワイヨ |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | ピノ・ノワール |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 14.0% |
ワインアドヴォケイト | 93 |
アランメドウズ | 91 |
輸入元 | ファインズ |
ボワイヨ家は1630年からの記録に残るヴォルネイで最も古い家柄の一つで、ドメーヌの創業は1885年。現在の当主アンリ・ボワイヨ氏は5代目で、その息子も2006年からドメーヌの仕事に参加しています。ピュリニー・モンラッシェとヴォルネイを中心に約15haの畑を所有しています。また、1996年に白ワインのネゴシアンものを造るメゾン・アンリ・ボワイヨを設立。プルミエ・クリュやグラン・クリュはテロワールを表現するために、各畑1生産者だけからブドウもしくは果汁の状態で購入しています。
リュット・レゾネ(減農薬農法)を実践し、出来るだけ化学物質の使用を抑えています。年に10回程度畑を耕すなどし、除草剤は使用していません。春には摘芽し、夏にはグリーン・ハーヴェストを実施。非常に厳しい選果をすることで知られているドメーヌで、手摘み収穫する際に選果し、トラックに積む前に再度選果を行います。そのため、収量は低く、平均収量は白が45hl/ha、赤が35hl/haですが、年によっては赤の収量が15hl/haまで落ちることもある程です。
赤は100%除梗され、ステンレス製53hlの開放槽にて約12日間低温プレ・マセラシオンを行い、温度管理しながら約15日間アルコール発酵。ピジャージュ、ルモンタージュを実施。発酵後に5日間マセラシオンを行います。熟成は228リットルの樽(新樽比率40~70%程度)で15~18ヶ月間行います。白、赤共に、発酵時に人口酵母は使用していません。
リュット・レゾネ(減農薬農法)を実践し、出来るだけ化学物質の使用を抑えています。年に10回程度畑を耕すなどし、除草剤は使用していません。春には摘芽し、夏にはグリーン・ハーヴェストを実施。非常に厳しい選果をすることで知られているドメーヌで、手摘み収穫する際に選果し、トラックに積む前に再度選果を行います。そのため、収量は低く、平均収量は白が45hl/ha、赤が35hl/haですが、年によっては赤の収量が15hl/haまで落ちることもある程です。
赤は100%除梗され、ステンレス製53hlの開放槽にて約12日間低温プレ・マセラシオンを行い、温度管理しながら約15日間アルコール発酵。ピジャージュ、ルモンタージュを実施。発酵後に5日間マセラシオンを行います。熟成は228リットルの樽(新樽比率40~70%程度)で15~18ヶ月間行います。白、赤共に、発酵時に人口酵母は使用していません。