2021 ブルゴーニュ・コート・ドール テット・ド・キュヴェ
ドメーヌ・フィリップ・シャルロパン
Bourgogne Cote D'or Tete de Cuvee
Domaine Philippe Charlopin
霜の被害で非常に低収量だった2021年は2つのキュヴェのみ造った異例な年。
こちらは全てのグランクリュとプルミエクリュをアサンブラージュし、ブルゴーニュ コート ドールに格下げして造った「テット ドキュヴェ」
熟したブラックチェリーやプラムにスパイス、ほのかに土のニュアンスある香り。緻密で凝縮感があり、骨格はしっかりしているがタンニンは非常に滑らか。複雑で長い余韻が続きます。
ヴィンテージ | 2021 |
原産国 | フランス |
産地 | ブルゴーニュ |
地域 | ブルゴーニュ |
アペラシオン | ブルゴーニュ・コート・ドール |
生産者 | ドメーヌ・フィリップ・シャルロパン |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | ピノ・ノワール |
味わい | ミディアムボディ |
アルコール度数 | 13.5% |
アランメドウズ | 87 |
輸入元 | ファインズ |
農法:リュットレゾネ
シャルロパンが2つのキュヴェしか造らなかった異例な2021年ヴィンテージ。
フランス語のペルソナージュという言葉は、個性的でその村や業界の名物のような人のことを指すが、シャルロパンはまさにブルゴーニュのペルソナージュの一人。ワインに対して情熱的かつ極めて真面目、ディテールに執着する典型的な天才肌。ワインは魅惑的な果実のアロマとシルキーなタッチで、若いうちから美味しいスタイルゆえ「テロワールというよりシャルロパンのワイン」と言われることもあるが、熟成によりその真価が発揮され、美しいバランスとエレガンス、フィネスを見事に表現する。シャルロパンの冒険はさらに続いており、2007年にはボーヌに畑を新たに取得した他、シャブリの醸造にも着手し、手がけるアペラシオンは35に及ぶ。
ドメーヌは元はジュヴレ・シャンベルタンにあったが一度マルサネに移り、現在は再びジュヴレに戻っている。栽培は除草剤・化学肥料を用いないリュットレゾネ。ぶどうの質そのものがその後の醸造、そしてワインの質を決定すると考えるため、極力自然の力を邪魔しないように、かつぶどう樹が自力で低収量で凝縮味のある果実を産するように心がける。収穫は遅摘み派。完熟ぶどうを入念に選果し、低温でのプレマセラシオンを長く行う。樽熟成は新樽比率が高く長め。オリ引きは瓶詰め直前の1度だけ行い、フィルターは軽め。