2020 イランシー
ドメーヌ・ベルサン
Irancy
Domaine Bersan
ピノ・ノワールに加え、イランシーの伝統的な品種、セザールを5%使用しています。
熟したブラックチェリーやカシスなどの黒い果実にスパイスやキルシュのニュアンス。洗練されたテクスチャーのタンニンに支えられ、フレッシュ感もありながら、ふくよかで凝縮感のあるワインです。
ヴィンテージ | 2020 |
原産国 | フランス |
産地 | ブルゴーニュ |
地域 | グラン・オーセロワ |
アペラシオン | イランシー |
生産者 | ドメーヌ・ベルサン |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | ピノ・ノワール90%、セザール10% |
味わい | ミディアムボディ |
アルコール度数 | 13.0% |
輸入元 | ファインズ |
ドメーヌ・ベルサンはサン・ブリでも最も名の知られた生産者の一つ。シャブリ、コート・ドーセール、サン・ブリ等に合計22haの畑を所有し、6つの品種を栽培。現在はジャン・ルイの後を継いだジャン・クリストフがドメーヌ運営の中心を担っています。
ベルサンが所有しているセラーは11~12世紀に建てられたといわれ、分厚い壁に囲まれてエアコンなどを使わずとも 気温が12度、湿度が80%というワインの熟成・保存に適した環境となっており、ベルサンのワイン造りに大きな役割を果しています。
ジャン・クリストフがワイン造りを学ぶうちに有機栽培に興味を覚え、2009年よりビオロジックに転換。2012年に認証(ABマーク)を取得しました。有機栽培の取り組みを始めてから、自然に振り回されることが増えましたがワインの表現力が増しました。他にも以下のような様々な取組みを行っています。
グリーンハーベストを一切行わない。剪定と摘芽で収量調整をする。
病気を防ぐため、結実の直後に摘葉を行い風通しを良くする。
発酵は天然酵母を使用。
土壌の流出を防ぐため丘陵に芝を植える。