2019 シャブリ GC レ・クロ
ドメーヌ・ウイリアム・フェーブル
Chablis Grand Cru Les Clos
Domaine William Fevre
これぞ、シャブリの頂点。新樽不使用でシャブリとは何かを表現しています。
グラン・クリュの中でも別格の名畑で26ha中4.4haを所有しています。7つのグラン・クリュ中、もっとも日当たりに恵まれた南南西の斜面に位置し、葡萄は見事に完熟します。土壌は粘り気のある非常に色の白い粘土が深く広がり、化石を多く含む礫岩と石灰の石が混ざる。
短時間 プレス(1時間-2時間)し低温にて軽く清澄。 樽発酵50-70%、ステンレス発酵30-50%。14-15ヶ月熟成(60-70%は小樽で5-6ヶ月熟成、残りの期間ステンレスタンクへ)
シャブリの頂点にして、他のグランクリュの長所を集めた総和の複雑味のある味わい。斜面上部を多く所有しているため偉大なミネラルを彷彿とさせる美しいバランスが魅力。
ヴィンテージ | 2019 |
原産国 | フランス |
産地 | ブルゴーニュ |
地域 | シャブリ |
アペラシオン | シャブリ・グラン・クリュ |
生産者 | ドメーヌ・ウイリアム・フェーブル |
色 | 白 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | シャルドネ |
味わい | 辛口 |
アルコール度数 | 13.5% |
ワインアドヴォケイト | 96 |
ジェームスサックリング | 98 |
輸入元 | ファインズ |
農法:ビオディナミ
Les Clos
1850年に設立され、現在の社名となっているウィリアム フェーブルが相続しました。氏は積極的に畑を買い増し拡張。うちグラン クリュが15.2ha、プルミエ クリュが15.9haを占め、最大のグランクリュ所有ドメーヌとなりました。比類ない銘醸畑から生まれるワインは極めて高い評価を得る一方でシャブリ全体の地位を守るための活動(新大陸ワインでの「シャブリ」名称乱用の撲滅、キンメリジャン土壌でない土地での「シャブリ」呼称使用への反対など)にも尽力しました。しかし跡継ぎのいない同氏がドメーヌを売却。1998年すでにブシャール社の改革を成功させていた、アンリオ家が獲得しました。アンリオが取得後、類いまれな畑の能力を最大限生かすため様々な改革を実施。当時まだ若手だった醸造家ディディエ セギエを抜擢し、次々と改革を行っていきました。、果実味あふれるワイン造りに転換し、現在ではビオロジック農法(一部ビオディナミ農法)を取り入れさらに評価を高めています。