1998 シャトー・レヴァンジル
Chateau L'Evangile
メルロによる果実味とカベルネ・フランの骨格やフィネスが共演する偉大なワインです。熟した果実香が豊かで、静けさの中に深い奥行きを感じさせた口当たりも重厚です。
ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
ブレンド比率はメルロ80%、カベルネ・フラン20%で、新樽45%で熟成される。濃いルビー/紫色をしたこのすごいレヴァンジルには、凝縮したブラックベリーやラズベリーの果実味が詰め込まれている。また、アカシアの花のような個性のあかげでさらに複雑さが増している。トフィー、甘草、トリュフの趣も加わったアロマの花火だ。フルボディで、純粋さは卓越しており、ほどほどのタンニンがフィニッシュにある。2000年の価値のあるライバルだ。たぶん卓越した1995年、1990年以降では最上のレヴァンジルだろう。
予想される飲み頃:2009~2035年 最終試飲月2002年4月 ポイント95+
ヴィンテージ | 1998 |
原産国 | フランス |
産地 | ボルドー |
地域 | ポムロール |
アペラシオン | ポムロール |
生産者 | シャトー・レヴァンジル |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | メルロー80%、カベルネ・フラン20% |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 13.0% |
ワインアドヴォケイト | 95 |
ジェームスサックリング | 95 |
輸入元 | ファインズ |
ポムロール有名10シャトーのひとつ。熟した果実香が豊かで、静けさの中に深い奥行きを感じさせた口当たりも重厚です。
1990年にDBR(ラフィット)が取得したシャトー。ポムロールとサン・テミリオンの境界に位置しており、砂利混じりの粘土・砂質土壌に16haの畑を所有しM80%、CF20%を栽培しています。醸造はラフィットの技術責任者シャルル・シュヴァリエの厳格な管理の下、伝統的な手法でワイン造りを行っています。