2002 レクストラヴァガンス・ド・ドワジ・デーヌ


L`Extravagant de Doisy Daene

ボルドー大学醸造学部教授ドゥニ・ドゥブルデュー氏が所有するドワジ・デーヌのスペシャル・キュヴェ。シャトーとして16.3haを所有しSE80%SB20%を栽培していますが、この区画の最上級のブドウのみで造られます。例年ではSB50%SE50%をブレンドし発酵を新樽比率100%で行い、18ヶ月間の樽熟成を施します。過去には90、96、97、01、02、03、04、05、06、07年に生産しています。
 

 

ヴィンテージ 2002
原産国 フランス
産地 ボルドー
地域 ソーテルヌ
アペラシオン バルサック
生産者 シャトー・ドワジ・デーヌ
容量 750ml
ぶどう品種 セミヨン、ソーヴィニョン・ブラン
味わい 極甘口
アルコール度数 12.5%
パーカーポイント  95

白ワインの権威がつくる究極のデザートワイン
 1855年の格付けでソーテルヌの第2級シャトーに認定されたシャトー・ドワジ・デーヌは、バルサックの石灰質の台地に位置し、1924年からデュブルデュー家の所有となっている。4世紀にわたって情熱あふれるワイン生産者たちが、父から子へと偉大な白ワインを造り上げる技術を受け継ぎ、それを磨き上げている。ジョルジュ(1924〜1948年)とピエール(1949〜1999年)の後、2000年からはドゥニの指揮の下、息子のファブリスとジャン=ジャックが、ドワジ・デーヌの独創性やイメージをいかにして守り、広げるかに心を砕いている。ドゥニ・デュブルデューは、ボルドー大学醸造学部教授にして、世界的に名の知られる醸造コンサルタントでもある。
 ドワジ・デーヌの17.2haの畑では、樹齢40年以上のセミヨン(87%)とソーヴィニョン・ブラン(13%)が栽培されている。
 ドワジ・デーヌのワインは独特なスタイルを備え、貴腐菌によって凝縮した果実のみずみずしい輝きに優れ、バランスが良く、生き生きとした印象、さらに味わいの繊細さが感じられる。このクリュを愛好する者たにとっては周知のことであるが、こうした特徴は、石灰質のテロワールによって表現されたものであると同時に、一家に伝わる美学の伝統の現れでもある。