2018 シャトー・レオヴィル・バルトン
Chateau Leoville-Barton
ラス・カーズ侯爵のレオヴィル畑の一部を1821年にバルトン氏が買収。バルトン一族は、1855年の格付け以来、変わらず同じシャトーを所有する所有者の中では最も古い家系。伝統的な醸造法で発酵も木樽で行います。
力強く芳醇で、骨格がしっかりとしたフィネスを備えたワインです。近年、品質は一層安定しています。
ヴィンテージ情報
収穫はメルローが9月21日-24日、カベルネ・ソーヴィニヨンは、9月29日-10月6日。
ヴィンテージ | 2018 |
原産国 | フランス |
産地 | ボルドー |
地域 | メドック |
アペラシオン | サンジュリアン |
格付 | 第二級 |
生産者 | シャトー・レオヴィル・バルトン |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | カベルネ・ソーヴィニョン82%、メルロー18% |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 14.0% |
ワインアドヴォケイト | 94 |
ジェームスサックリング | 95~96 |
メドック格付け第2級のレオヴィル・ラス・カーズ、レオヴィル・ポワフェレ、レオヴィル・バルトンという3つのシャトーはかつて1つの領地でしたが、1826年にワイン商人のヒュー・バルトン氏がその一部の畑を購入、現在のレオヴィル・バルトンが誕生しました。レオヴィル・バルトンはシャトーを所有していない為、醸造は同じくバルトン家が所有する隣のシャトー、ランゴア・バルトンで行われています。
1854年ヒュー氏の没後も代々シャトーを所有し続けたバルトン家。1924年、シャトーを引き継いだロナルド・バルトン氏は戦争により一度はフランスを離れますが、1945年の終戦と共に再びフランスへ戻り、本格的なワイン造りを開始しました。1983年、シャトーを引き継いだロナルド氏の甥であるアントニー氏は、徐々に醸造設備を整え、温度管理に至るまで注意を払った最新の醸造技術を取り入れて、品質の向上を目指しました。その結果、アントニー氏は2007年デキャンタ誌のマン・オブ・ザ・イヤーにも選ばれています。