Chateau Poujeaux

シャトー・プージョー

フランス:ボルドー メドック地区ブルジョワ・エクセプショネル級(ムーリス村)

 

ムーリを代表する力強いワイン

 新しい格付けがあれば五級とされる価値があるワインと言われ、2003年より、ブルジョワ・エクセプショネル級に格上げされています。
 

 
 中世のころよりプージョーの土地は、後にシャトー・ラトゥールとなるラトゥール・サン・マンベールの属領地であった。19世紀にワイン造りが始められ、20世紀の前半は、テイユ家がこの土地に興味を持つようになるまで、繁栄と相続、分割が相次いだ。
 2008年にサンテミリオンのクロ・フルテを所有するキュヴァリエ家がシャトーを購入し、このシャトーの歴史に新たな時代を画することとなった。フィリップ・キュヴァリエとその息子マチューは、ニコラ・ティエポンとステファン・ドルノンクールに助言を仰ぎつつ、前オーナーの孫であるクリストフ・ラベンヌに率いられた既存のチームをそのまま維持した。
 メドックの麗しい砂礫小丘に位置するひと続きの畑は、並外れたテロワールを有し、ここで生み出される芳醇で繊細なスタイルを尊重しながら、その精度を高め、プージョーを絶頂まで押し上げる新たな努力が行われている。

2014
シャトー・プージョー
¥4,530
2013
シャトー・プージョー
¥4,300  品切中
2005
シャトー・プージョー
¥6,750 品切中
2010
シャトー・プージョー
¥6,750  品切中

ロバート・パーカーJr.ボルドー第4版より
 プジョーとシャス=スプリーンとモーカイユの間には相当なライバル意識があるが、ほとんどの人は、年によって多少違いはあるものの、この3つがムーリの最上のワインと見ている。プジョーは1544年にさかのぼる最も歴史のあるシャトーの1つで、当時、このシャトーと周辺地域は、ラ・サル・ド・プジョーと呼ばれていた。現在は1920年にプジョーを手に入れた一族、テイユ兄弟によって経営されている。
 プジョーのスタイルはムーリのワインの典型で、深みのあるルビー色で、タニックである。若い時には渋く、硬いとこもあるので、やわらかくなり、熟成するには、通常最低でも6年から8年間寝かせる必要がある。隣のシャス=スプリーンより熟成に時間がかかるが、非常に長生きする可能性を持っている。1985年と1988年に飲んだ1928年のすばらしいボトルは、プジョーがどれほど称賛に値し、熟成させる価値があるかを証明してみせた。プジョーは、ボルドーで新しい格付けがあれば五級とされる価値があるワインである。最近、プジョーは2001年と2000年に卓越したワイン、1997年にはそのヴィンテージの最良のワインの1つをつくった。
 
平均年間生産量:35万本
畑 面積:55ha、平均樹齢:35年、植樹密度:10000本、平均収量:50hl/ha
育成:発酵とマセレーションは温度管理されたステンレス、木、コンクリートのタンクで4週間。熟成は毎年半分ずつが更新される樽で12ヵ月。清澄はするが、濾過はしない。
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニョン50%、メルロー40%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド5%
所有者:テイユ家