Chateau Potensac
シャトー・ポタンサック
サンジュリアンの極上シャトーが所有する極上のブルジョワ級シャトー
2005年4月号の英「デキャンター」誌において、世界最高峰のワイン資格『マスター オブ ワイン』保有者6名が「最もお買い得なボルドーワイン」を選ぶという企画の中で、このシャトー・ポタンサックは最高得点を獲得しています。
ロバート・パーカーJr.ボルドー第4版より
1970年台半ばから、ポタンサックは、ミシェル・ドロンと(2000年からは)その息子ジャン=ユベール(サン=ジュリアンの名高いレオヴィル=ラス・カーズとポムロールのヌナンの所有者である)のひらめきある力強い指導力のもとで、明らかに格付け並みの品質のワインをつくり上げてきた。この広大な畑は、サン=ティザンの近くに位置し、メドックのこの地区に見られる品質のレベルをはるかに超えたワインを産出しており、これはドロン家の人々とメートル・ド・シェ(醸造責任者)ミシェル・ロランの努力の賜物である。
ここのワインは、ドロンのワインの特徴である豊かさと、カシスとベリーのような個性を持ち、優れた骨組みがあり、すばらしい純粋さと、バランス、そして驚異的な熟成の可能性を示している。メドック北部のこの地域がこのような品質のワインを生産することはまれだが、ドロン家は一貫して、ポタンサックでこれをやり遂げている。
ドロン家はまた、ポタンサックのセカンド・ラベルに相当する一群の畑をほかに所有している。数年前までポタンサックはいくぶん通向けのワインだったが、もはやそうではない。だが、このワインは、熱心なボルドーの愛飲家なら試さなければおかしいとさえ言える、高品質なワインである。探すべきヴィンテージには、2001年、2000年、1998年、1996年、1995年などがある。
平均年間生産量:非公開
畑 面積:57ha、平均樹齢:30年、植樹密度:8000本、平均収量:55hl/ha
育成:発酵とマセレーションは温度管理されたステンレスとコンクリートのタンクで15~18日間。熟成は新樽10~15%で12~16ヶ月。清澄はするが、濾過はしない。
ブレンド品種:カベルネ・ソーヴィニョン60%、メルロー25%、カベルネ・フラン15%