Chateau Corbin

シャトー・コルバン

フランス:ボルドー サンテミリオン地区 Saint-Emilion Premiers Grand Cru Classe
 

 

シュヴァル・ブランの畑と同じ土壌の地続きに位置するシャトー

 英・仏百年戦争時代(1339~1453)からという、この地域で最も古い歴史をもつシャトー。豊かな香り、コクがあり、複雑な余韻が口中に心地よい印象を残すコストパフォーマンスの高いワインです。
 

2013
シャトー・コルバン
¥3,980
2012
シャトー・コルバン
¥4,980 品切中
2011
シャトー・コルバン
¥5,900 品切中
2009
シャトー・コルバン
¥4,980 品切中
 

ロバート・パーカーJr.ボルドー第4版より
 コルバンは明らかに、リッチな、深みのある果実味を備えた甘美なワインを生産できるシャトーである。私がこのワインに初めて出会ったのは、ある晩餐会でのことで、1970年がブラインドで供された。非常に楽しめる、まろやかな、フルボディの、凝縮感のある、あいしいワインであり、ふんだんな果実味があった。それ以来、私はこのシャトーを注意深く見守ってきた。偉大なヴィンテージ、例えば2000年、1990年、1989年、1982年、1970年はすばらしい。問題は、一貫性に欠けることである。
 かつては英国の皇太子が所有していたコルバンは、ポムロールとの境界線近くの砂利(グラーヴ)の台地に位置している。ボルドーの著名なアンジャルベール教授によると、コルバンの畑はシュヴァル・ブランの畑と同じ土壌の地続きにあるという。コルバンで生産されるワインのスタイスは、暑く、晴天が多く、乾燥した年に最高点に達する。そういった年には、暗い色合いの、ふくよかな、ブドウの完熟感のある、フルボディで称賛に値するほど凝縮感のあるワインができる。しかし残念なことに、ベネルクス三国と英国で長い間人気を誇ってきたために、コルバンのワインはどちらかというと高価である。
 
~一般的な評価~
 シャトー・コルバンのワインは一般的に出来がよく、チャーミングで果実味があるが、偉大な深みや芳醇さを示すことはまれである。ガブガブ飲めのにおいしいワインで、リーズナブルな価格は称賛に値する。1996年に所有者が変わったことで、品質はよくなった。
 
平均年間生産量:6万本
畑 面積:12,7ha、平均樹齢:30年、植樹密度:6060本/ha、平均収量:45hl/ha
育て方:発酵とマセレーションは温度管理されたコンクリートタンクで4週間。熟成は新樽43%で15~18ヶ月。清澄はしないが、濾過は行う。
ブドウ品種:メルロー80%、カベルネ・フラン20%
所有者:ブランシャール=クリューズ家