2018 ラントル・ルージュ
シャントレーヴ


L’Intrus Rouge

Chantereves

南ローヌはヴァルレアスのオーガニック認証を持つシラーを使い、抽出は優しく軽やかに仕上げました。 SO2は全く使わない、シャントレーヴ ならではのヴァンナチュールです。2018年は収量が少なかったため、果実味もミネラリティーも凝縮しており、ラントルを作り始めて以来一番の出来を自負しています。

 
ヴィンテージ 2018
原産国 フランス
産地 コート・デュ・ローヌ
地域 コート・デュ・ローヌ
アペラシオン ヴァン・ド・ターブル
生産者 シャントレーヴ
容量 750ml
ぶどう品種 シラー
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 13.5%
輸入元 ラックコーポレーション
シャントレーヴは日本人女性醸造家の栗山朋子さんと、そのパートナーであるギヨーム・ボットのふたりが、2010年ヴィンテージにスタートさせた、サヴィニー・レ・ボーヌを本拠地とするメゾン。

栗山さんはガイゼンハイム大学で醸造学を学び、2011年までラインガウにあるアルテンキルヒ醸造所で醸造責任者を務めていた才媛。ギヨームはピュリニー・モンラッシェのエティエンヌ・ソゼで働いた後、2002年からはサヴィニーのドメーヌ・シモン・ビーズに請われて移籍。当主だった故パトリック・ビーズの右腕として活躍し、今も現役で醸造を任されている。
 

Tomoko Kuriyama & Guillaume Bott



ふたりのメゾンは、ブドウや果汁の段階からワインを仕上げるネゴシアン・ヴィニフィカトゥール。 原料の供給元にも足繁く通い、自分たちの目が完璧に行き届く範囲に規模を留める、オートクチュールな造りが特徴だ。原料購入のポイントはまず畑まで出向き、その仕事ぶりを見ること。価格的に15〜20%ものプライムのつくビオの畑を優先して回っているという。

2011年まではポマールに借りていたスペースでワインを造っていたが、2012年以降、サヴィニーに完成した新たな施設で醸造。同じく2012年にはビオで栽培する知りあいの栽培農家からヴォルネイとポマールのブドウを分けてもらい、その出来具合がケタ違いの素晴らしさらしい。年を追うごとにふたりの目指す方向性が定まり、ワインの完成度を上げているのがなんとも頼もしい。そして、遂にドメーヌ・シャントレーヴが誕生する。2018年にアリゴテの畑0.17haを手に入れ、その後2020年には、サヴィニー・レ・ボーヌ村、ショレ・レ・ボーヌ村、オート・コート・ド・ボーヌのリージョンに4.79haの畑を買い足した。

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Tomoko Kuriyama & Guillaume Bott