Castello della Sala
カステッロ・デラ・サラ
イタリア白ワインの歴史を変えた、ウンブリアを代表するワイナリー
カステッロ・デラ・サラは、イタリアの名門アンティノリが手掛けるワイナリーのひとつ。イタリア中部に位置するウンブリア州の霧深い山の上にあるワイナリーで、高い品質のワインを生み出しています。特に、フラッグシップのチェルヴァロ・デラ・サラは、「ガンベロ・ロッソ」において最高評価のトレ・ビッキエリを25回以上受賞しており、長期熟成を前提としたスタイルは「イタリア白ワインの歴史を変えた」と絶賛された名品です。



カステッロ・デラ・サラは、彼らのワインのラベルにもデザインされている城と、高さ30mの塔がシンボルのワイナリーです。中世の面影を残すこの建物は、1300年代から近郊のオルヴィエートの街を統治してきたモナルデスキー家によって建設され、その土地と建物を1940年にアンティノリが購入し、ワイン造りを始めました。
カステッロ・デラ・サラが所有する500haという広大な敷地の中で、ブドウ畑は約170ha。標高220~470mの畑で、太古の昔は海だったことから化石などの堆積物と粘土質の多い土壌で、シャルドネやプロカニコ(トレッビアーノのクローン)、グレケットといった土着品種を中心に栽培しています。

中世の面影を残すカステッロ・デラ・サラ城は、1300年代から近郊のオルヴィエートの街を統治してきたモナルデスキー家のアンジェロ氏によって1350年に建てられました。ワイナリーの建物自体は歴史を感じさせますが、醸造設備は時代に合わせて改良されています。
特筆すべきは、冷蔵装置付きのベルトコンベアーを導入したこと。選別されたブドウは、冷却されながら運ばれるため、ストラクチャーとアロマを保ったまま仕込まれます。このシステムは全ての白ワインの醸造に使用されています。

また、2007年に一新されたワイナリーに完備された醸造施設は現代的な技術を駆使したグラヴィティー・システムを採用し、醸造工程が進むほど地下に行くという、自然の法則にしたがったシステムが整えられています。一方で、熟成はお城の30m下に位置する14世紀からその形を残す地下貯蔵庫にて行われており、新旧が見事に融合したワイナリーであると言えます。
