2015 ロッソ・ディ・モンタルティーノ
ビオンディ・サンティ
Rosso di Montalcino
Biondi Santi
ビオンディ・サンティが造るブルネッロのセカンドラベル的存在。ビオンディ・サンティが所有するグレッポ・エステートの中でも、平均樹齢5~10年の比較的若いブドウ樹のブドウから造られ、熟成は伝統的な製法を守り、スロヴェニアンオークの樽で1年熟成させます。ロッソ・ディ・モンタルチーノが造られるブルネッロ種は、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノと同じサンジョヴェーゼ・グロッソとも呼ばれています。キャンティに使用されるサンジョヴェ―ゼ種に比べて色が濃く、がっしりとした骨組みや、濃密で個性的な香りを放ちます。格調高く重厚な印象のブルネッロ・ディ・モンタルチーノに比べ、早くから楽しめる可憐な味わいが特徴です。
ヴィンテージ | 2015 |
原産国 | イタリア |
産地 | トスカーナ |
地域 | モンタルチーノ |
アペラシオン | ロッソ・ディ・モンタルチーノ |
生産者 | フリーニ |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | サンジョベーゼ100% |
味わい | フルボディ ふくよか |
アルコール度数 | 14.0% |
ワインアドヴォケイト | 91 |
ジェームスサックリング | 90 |
輸入元 | エノテカ |
ビオンディ・サンティはブルネッロ・ディ・モンタルチーノの生みの親ともいうべき一族。19世紀の末にブルネッロの亜種サンジョヴェーゼ・グロッソのみを用いて、ワインを造る研究を開始。強烈なタンニンや酸を調和させるべくスラヴォニアンオークでの長期熟成を導入し、1888年、力強くもしなやかなブルネッロ・ディ・モンタルチーノを造り上げました。1945年になると国際市場で成功を収め、1966年にDOC委員会がブルネッロ・ディ・モンタルチーノを認定。ビオンディ・サンティの1945年ヴィンテージはワインスペクテーター誌「20世紀の12本」にイタリアワインで唯一選出されるなど高い評価を受けています。またブルネッロ・ディ・モンタルチーノ協会設立100年を記念したイベントで提供された1888年ヴィンテージは100年の熟成にも関わらず輝きを放っており、ビオンディ・サンティの造るブルネッロが秘めるポテンシャルの高さを証明しました。